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おいしいりんごケーキの作り方◆小林カツ代さんのお菓子の本からアップルクーヘン

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お菓子作りが好きで中学生の頃からよく作っていました。

初めは母が持っていた大昔の本を見ながら作っていたんですが、だんだん物足りなくなって、初めて自分で買ったお菓子の本が小林カツ代さんの本でした。

この本からはいくつもお菓子を作りましたが、中でもダントツで私が好きなのがアップルクーヘン!本当においしいんですよ。

お菓子作りにオススメの本

私、料理は全く人並みです。いつも夕方になると今晩の夕食が決まらず頭を悩ませます。いつも似たようなメニューが並んだり、新しいものに挑戦して失敗したり、料理が得意ではないけれど家族のために頑張って作っている、そんな主婦の1人です。

 

ところがお菓子となると違うんです。なんだか頭より先に手が動くというのか、動きながら考えるというのか、すごく楽に作れるんです。あまりちゃんと測りもしなくてどれも自己流適当なお菓子なんですが、意外といつもおいしいんです。自分で言うのもなんですが。

 

どうしてそうなったかといいますと、きっとそれは高校生の時に出会った小林カツ代さんの本のおかげです。私の初めて買ったお菓子の本なんです。

 

今は写真がきれいなお菓子の本が本当にたくさん出てますけど、当時はそんなになかったですね。写真の本もあったと思うんですけど、私の選んだ本は写真のない文字とイラストだけの本、小林カツ代さんの「楽々ケーキづくり」と言う本です。いまも大事に持ってます。

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買ってから30年以上たっています!

よく使ったもので、ボロボロ〜

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でも、今見てもこの本は良くできていて、説明がとってもわかりやすいんです。材料の紹介欄に一緒に矢印と泡だてマークやしゃもじマークなんかが付いていて、一目でやることがわかるんです。

これを見るだけでも小林カツ代さんって頭の回転が早くて工夫の上手い方なんだろうなぁと思います。

 

この本、実は知る人ぞ知るお菓子作りの人気本で、数年前には中古本がかなりお高く売られていたんです。それが今回調べてみたら、カツ代さんの一周忌に復刊されていました!

美しいデコレーションや繊細な細工をしたかったり、材料を1g単位でこだわる方には向かない本です。

ですが忙しいお母さんがスキマ時間に、またはご飯の支度と並行で、パパッと子供のためのお菓子を作るには最高最強の本だと思いますよ。

 

小林カツ代さんから学んだこと

私はまだお菓子を覚えたての頃にこの本に出会ったおかげで、お菓子を作るということにぜーんぜん構えないんです。

すごく気楽に、卵焼き作ろう!と同じくらいの気楽さでケーキを焼きます。

お母さんお腹すいたー、なんか甘いもの食べたーい、と言われたらごまかしごまかし待たせて、30分後には丸いケーキをザクザク切ってはいどうぞ♪と出せます。

 

家で作るお菓子はお店で売られるお菓子とは違っていいと思います。いえ違わないとダメです。お店のお菓子はバターも砂糖もたっぷりでひとくち目で美味しい〜と思わせる味です。でも2個も3個も食べたらくどいし体にも悪い。

 

でも家で作るお菓子は甘さ控えめにして、お腹を空かした子どもを黙らせるだけ食べていいものを作りたい。売っているお菓子とは別物です。

 

だんだんズボラになって、今では測りもせずふるいもせず、ボールにポンポン放り込んでぐるぐる混ぜて、その辺に余っている果物やらジャムやらを混ぜて、オーブンに入れたり、フライパンで焼いたり、そんな感じです。

 

砂糖を入れ忘れたり、パーキングパウダーを忘れたり、いろんな失敗もありますが、それはそれで食べられますし、後からメープルシロップをかけて食べたらめちゃくちゃ美味しかったりして新しい発見もあります。

 

お菓子作りはもっと自由に楽しんだらいいと思います。

という私も料理はあまり自由な発想が出てこなくて、、、

料理ももっと若い内にカツ代さんの本に出会ったらよかったのかな、、、

 

アップルクーヘンの作り方

 

材料
(本とは少し変えてあります)


小麦粉 200g
バター 100g
砂糖 50g
卵 2個

中身
りんご 3個
レーズン 50g
パン粉 25g
ブランデー 大2
シナモン 少々
バター 少々

 

作り方

1.バターを室温に戻し、泡立て器で混ぜる。
バターが固い時はドライヤーを使うといいですよ。カツ代さんは手で混ぜちゃえー!とおっしゃってますが、洗うのが大変なので私はドライヤー派です。

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2.砂糖を加え混ぜ、溶いた卵も少しずつ混ぜる。
3.小麦粉を入れてヘラで粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、ひとまとめにしてラップに包んで冷蔵庫で30分ほど休ませる。(急ぐ時はそのまま進んでOK)
4. レーズンを水に浸す。
5.りんごを1cm幅の櫛形に切り、レーズン、パン粉、ブランデー、シナモンと混ぜておく。

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6.タルト型にオーブンペーパーを敷き、その上に台の生地を手でひろげる。手に付くときは少し水をつけるといいです。

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7.りんご、パン粉、レーズンを詰めていく。

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8. 200度のオーブンで40分焼く。上が焦げる時は下火に切り替えるかアルミホイルをかけてください。

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小林カツ代さんのアップルクーヘンのできあがり。できれば紅玉がおすすめです。りんごの味がぎゅっと濃縮されているような気がして私は大好きです。

 

そしてこれ、必ず次の日に食べてください。焼いたすぐは生地が硬くてパサパサしてて、生地とりんごがなんだかバラバラで正直あまり美味しくないんです。

 

それが不思議や不思議1日置くと、生地とりんごがしっとり馴染んで本当に美味しく変化します。

 

焼いているとすごく良い香りがするので食べたくてたまらないのですが、そこをぐっと我慢して翌日のお楽しみとしてくださいね。

2、3日は美味しくいただけます。

 

 

カツ代さんもっと長く活躍してほしかったです。ご冥福をお祈りいたします。

ケンタロウさんも戻ってきてほしいですね。早くよくなられますように。

 

 

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つれづれ

捨てずに使い切る暮らしにあこがれて縫ったり貼ったり変身させたり‥いつもごそごそなにか手を動かしています。 サスティナブル、パーマカルチャー、畑、発酵、、、そんな界隈ウロウロしてます。 夫と娘、猫2匹との田舎暮らし

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