大きな地震が続いています。私の住むところもかなり揺れました。夜中 何度も携帯の地震アラームが鳴り響いて、本当にあの音は生きた心地がしません。その度に心臓がドキドキして、どう体を動かしたものかどこに隠れたものかおろおろするばかりです。
もくじ
- 避難グッズのチェックを
- 避難グッズリスト
1.避難グッズのチェックを
あちらこちらで大変な事になっていて、それに比べたら私の住むところは被害もなく、騒いだら申し訳ないような気がします。それでも翌日には街中のスーパーから水、パン、保存食などが消えました。
わが家は以前は千葉に住んでいて、東北地震、原発事故を機に九州に引っ越しました。それまでのんきに暮らしていたのですが、その時初めて避難バッグを作りました。
しかし 九州に引っ越してきてだんだん気持ちがゆるみ、気付いたら数年前に作った避難バッグは押入れの中。ことわざ通り、そんな忘れた頃の今回の地震でした。
中を調べてみると、食べられないお菓子やら水やら子供用の服やら、、、子供たちはもう大人サイズだというのに、、、こんなバッグ重たいばかりで何の役にも立たない!とっさの時に詰め直している時間なんてないし、おまけに昨日まで普通に買えたものが、震災が起こると途端に買えなくなってしまいます。
本当は何もない時にしておかないといけないのですが、それは今さら言っても仕方なし、急いで荷物を作り直しました。もしもの時に頼れる荷物があると思うと、少しは心が落ち着きます。普段から避難グッズの点検をしないといけませんね。
2.避難グッズリスト
普段持つバッグ
何か起こった時に持って出る避難バッグはもちろん必要ですが、その前に普段持ち歩くバッグの中身はどうなっていますか?少し災害を意識した持ち物にしておくと、もしもの時に役立ちます。なんて話を何処かで聞いたので、私なりに必要そうなものをリストアップしてみました。
普段持つバッグの中身リスト |
財布、携帯電話、充電器、バッテリー、
手帳、ボールペン、マジックペン、 ツールナイフ、マスク 日本手ぬぐい、ティッシュ、濡れティッシュ 保険証、キャッシュカード、 スーパーの袋、キズ絆創膏 ウールの大判スカーフ 水500mLのペットボトル、飴などのお菓子 その他各自なくては困るもの |
バッテリー : できればソーラーでも使えるもの
手帳 : 家族、大切な知人、保険会社等の連絡先を手書きで書いておく。携帯が使えない時のために。
ツールナイフ : ナイフ、ハサミ、ドライバーなどがついていると便利かな
日本手ぬぐい : ハンカチ代わりにしばったりぬらしたり切ったり多用途に使える。
スーパーの袋 : 普段はエコバッグに、雨よけにも。火災時に被れば短時間の空気確保ができる。
ウールの大判スカーフ: ウールなら薄手でも意外と温かい。防寒や目隠しに。風呂敷や三角巾代わりにも。
これで2.4kg、背負うと全然重くないです。上のリストの中のナイフだけ入っていません。
緊急時の避難バッグ
ついあれもこれもと入れたくなりますが、あまり大きくても避難の邪魔になります。まずは1.2日 命を守るための装備を考えたいと思います。とはいうものの、このまま家に帰れず長期避難ということもありますので、ある程度応用の効く装備が必要になります。
緊急時の避難バッグの中身リスト |
水 500mLのペットボトル4本、食料、梅干
衣類一式、傘、雨カッパ上下、日本手ぬぐい数枚 アルミブランケット、軍手 粘着布テープ、マジックペン 懐中電灯、乾電池、ライター 歯ブラシ、マスク、生理用品、トイレットペーパー マグカップ、サランラップ、給水袋、ビニール袋 ワセリン、貴重品(通帳、印鑑など) ソーラー、手回し充電器 レジャーシート、寝袋、ヘルメット |
食料 : 1日から長くても3日程の非常用。エネルギー補給、体力維持のためにカロリーの高いもの。飴、チョコレート、カロリーメイトなどの補助食品など。喉の渇きを抑えるためにゼリー飲料など。
梅干 : お腹の薬、おかずに、わが家では必須
衣類一式 : 濡れた時のために一組は必需品
日本手ぬぐい : タオルよりも多用途
アルミブランケット : かさばらず保温力がある、雨よけ、レジャーシート代わりにも
粘着布テープ : 伝言メモを貼ったり、絆創膏代わりにも、多用途
歯ブラシ : 被災者の欲しかったの声が多かったので
生理用品 : 洗濯ができなくても衣類に重ねて使える
マグカップ : お椀代わりにも、大きめを
サランラップ : 多用途、食器に敷いたり、止血に
ワセリン : 血止、切り傷に、化粧クリームにも
ビニール袋 :多用途、 小からゴミ袋サイズまで多めに
ソーラー、手回し充電器 : 携帯が使えないと本当に困るので、電気のいらない方式のものを
寝袋 : 余裕がなければ無理に持たない
これで9.8kg。手で持つとかなり重いですが、背負えばなんとか大丈夫な重さです。上のリストのうちソーラー手回し充電器が入っていません。隙間があったので寝袋を入れました。
落ち着いてから取りに帰るもの
幸運にも、家に取りに帰れる時のために、コンテナにまとめておきます。普段からキャンプをしているとそのまま使えていいですね。
落ち着いてから取りに帰るものリスト |
ガスコンロ、ガスボンベ多めに、鍋
水タンク(1人1日3L) 無洗米、乾麺、レトルト、調味料など食品 食事用の皿、コップ、箸 寝袋など |
いろいろ調べたり考えたりしながらまとめてみました。私も実際に避難グッズのお世話になったことがないので、本当にこれで良いのかは未知です。
使わないに越したことはないですが、備えあれば安心、情報を得ながら随時中身を考えていきたいと思います。皆さんも各ご家庭のニーズにあったものを考えるきっかけにしてみて下さい。
↓こちらの本は東日本大震災を経験したママイラストレーターが被災後の生活をつづり、今も続けている防災術をイラストでわかりやすく掲載しています。
「完璧を目指しても続かない、面倒でお金のかかる防災から抜け出して、家にあるものを1日ひとつ見直し、必要なものを少しずつ増やしていく「1日1防災」に、イマドキのミニマルな暮らしの視点を取り入れて、インテリアを損なわず、センスのある防災に取り組みました。
後半は、著者がさらに知りたいことを取材。地震対策を考えたミニマリストや、都心でママ防災に取り組むNPO法人ママプラグ、熊本地震の震源地に近い空港保育園の対応、日本防災士会などに取材し、さらに防災力を高める秘訣をまとめました。
災害大国・日本に暮らすすべての家族に役立ててもらいたい、充実の1冊です。」
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