家族みんな餃子が好きでよく作ります。うちは野菜の中にすこ〜し肉が紛れているような餃子なのですが、ある日大豆たんぱくを混ぜてみたら、ことのほか美味しいのです。豆腐よりもっと食感が肉っぽく、濃いタレで食べると入っていることがわかりません。大豆たんぱくはいつも上手に使えるわけではないのですが、餃子にはバッチリです。
もくじ
- 大豆たんぱくってお肉みたい?
- 大豆たんぱくの戻し方
- ヘルシー餃子の作り方
- ヘルシー餃子の焼き方
1.大豆たんぱくってお肉みたい?
大豆たんぱくって使ったことありますか?大豆からできていて食物繊維と栄養の豊富な食材です。ベジタリアンの人がお肉代わりに使いますが、そうでないご家庭でも、お肉を減らせたり、栄養バランスを整えたりとってもヘルシー!普段の食卓にうまく取り入れたいものです。
これという味はほとんどありません。戻す時に少しきな粉の香りがしますが、2度ほど水を代えるとそれもなくなります。食感は歯ごたえのある厚揚げでしょうか。肉に例えれば鶏胸肉に似ていなくもないという感じ。
袋の裏の作り方を参考に、以前唐揚げを作ったことがあります。しかし、鶏の唐揚げのフリをして出したら子どもたちの大ブーイングにあいました。お肉として出すには無理があるようです。代用品は代用品。確かに肉に近くはありますが、肉ではありません。大豆たんぱくだからこそ美味しいという食べ方を見つけたいなぁと思うのですが、今のところわが家では、お肉の補助的な使い方をしています。
はじめからそのつもりで使えば、これはこれでとっても重宝します。うちでは麻婆豆腐や餃子や肉団子によく利用しています。
2.大豆たんぱくの戻し方
乾燥したものが袋に入っています。これは90g入り。定価は種類によりますが300円前後です。水に戻すと約400gになりますので、スーパーの特売肉よりちょっと安いくらい。
戻す前は大きなコーンフレークを分厚くしたような感じ
お湯に15分程つけると戻ります。その後2度ほど絞って水を変えます。
左が戻す前、右が戻した後。さほど大きく見えませんが、厚みがあるのでかなり大きくなっています。
ミンチ状の物が値段も安く便利。これは130g入り
三育 大豆たんぱくミンチ 130g[ケンコーコム 三育フーズ 植物たんぱく食品(グルテン)]【あす楽対応】
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ヘルシー餃子の作り方
材料 (60個分)
餃子の皮 60枚
ひき肉100g
大豆たんぱく 45g (水で戻すと200g)
キャベツ 中玉3/4個
にんにく 2かけ
菜種油
醤油
コショウ
五香粉 小さじ1くらい
作り方
1.キャベツをみじんに刻み塩で軽くもんでおく。
2.戻した大豆たんぱくをみじん切りにする。(初めからミンチ状のものはそのままで)
3.ひき肉、大豆たんぱく、調味料はお好みで、練るようによく混ぜる。この時うちでは大豆たんぱくのパサつきを抑えるため菜種油を大さじ1〜2加えます。それと調味料で忘れてはいけないのが五香粉。これを入れるといきなり中華の餃子の香りになります。
4.キャベツの水分を絞って、3の具に加えて混ぜる。
5.餃子の皮に包む。真ん中に具を乗せて、周りにぐるりと水をつけて、片面にひだをとる。
五香粉(ごこうふん、ウーシャンフェン)は、中国の代表的な混合香辛料で、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ)、小茴(フェンネル、ウイキョウ)、大茴(八角、スターアニス)、陳皮(チンピ)などの粉末をまぜて作られます。必ずしも5種類とは限らないそうです。スーパーのスパイス売り場に並んでいます。⬇︎こんなの。
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4.ヘルシー餃子の焼き方
1.フライパンに薄く油を敷き、餃子を並べ火をつけ、底に少し焼き色をつける
2.100cc程の水を入れてフタをして中火で蒸し焼きにする。2分ほど待って水分が完全に飛んだら、ゴマ油をくるりと一回り回しかけ、フタをせずに底に濃く焼き色がつくまで中火で焼く。約2分。
3.フライパンの底をジュッ!と水に濡らすと餃子が剥がれやすくなる。フライ返しで餃子がフライパンから完全にはがれているのを確認して、お皿をひっくり返して盛り付ける。
ヘルシー餃子の焼き上がり♪ 奥はちょっと焼き色が悪かったので手前だけ写しました。^_^; この焼き方、皮がパリパリでとっても美味しく焼けますよ。