この夏、12歳の娘は急きょ海外旅行へ行くことになりました。親子で仲良くしている友人がいて、10日間のインドネシア旅行に連れて行ってもらうことになりました。降って湧いた計画に海外不慣れなわが家は大騒ぎです。
初めての海外旅行
私の友達はご主人がアメリカ人で、子どもはアメリカンスクールに通っています。アメリカンスクールは6月に入るともう夏休み。長い休みを利用して毎夏安いチケットと安い宿をとって母娘で旅をしています。パパはお家で仕事〜。そんな大金持ちでもないのですが、一年間コツコツ英語を教えたお金を持って、夏を満喫しています。
その旅行に、今年中1の娘もついていくことになりました。もう本当にありがたいお誘い‼︎ わが家には海外旅行に行くという習慣が全くありません。夫も私も英語が話せませんし、実は私は飛行機が大の苦手。たとえ遠くても電車があるなら電車で、船があるなら船で行きたいです。
ですから我が家の家族旅行で海外というのはまずありません。しかし、子供はたくさん海外に出た方がいいと思ってもいるのです。できる経験はできるだけたくさんした方がいいです。特に下の娘は9歳から英語を習っていて、まだ全然話せるとかのレベルではないのですが、英語に興味を持ち好きです。そんな娘なので、ぜひぜひ今回の旅は行かせてやりたいのです。
飛行機の予約にパスポートが必要
友人は、よし今年はインドネシアだ!と決めて予定を立てるとすぐに飛行機を予約しようとしました。日が過ぎるほど飛行機のチケットはどんどん高くなっていきます。そして私の娘のパスポートNo.を入力しようとして、はたと気づいたそうです。パスポート持ってない‼︎
彼女にしたらパスポートは当たり前すぎて、持っていないなんて今の今まで思いもしなかった。ですが、そうなんです。わが家にはパスポートというものがありません。これは大変!大急ぎでパスポートを取らないと。
市役所やパスポートセンターに問い合わせて必要書類を聞いたところ、戸籍謄本(戸籍抄本)が必要とのこと、そしてそれは本籍地のある市でないと取れないそうなのです。あちゃ〜!わが家の本籍は三重県です。これまた時間がかかる。しかし焦ってもどうしようもありません。できることを順にこなすしかありません。
申請の流れとかかる日数
うちは本籍地が遠方にあるため手間がかかりますが、現住所と本籍地が同じであれば戸籍謄本の取り寄せは必要ありません。地元の市役所で出してもらうだけで済みます。
戸籍謄本の取り寄せ (約1週間)
- 戸籍謄本の申請用紙(本籍のある市のHPよりプリントアウト)
- 郵便小為替450円(郵便局で購入 手数料プラス100円)
- 返信用封筒(切手を忘れずに)
以上を封筒に入れて本籍のある市あて送ります。うちは土日をはさんだため手元に届くまで1週間近くかかってしまいました。
パスポートの申請 (約10日)
詳しくはこちら外務省のHPをご覧ください。
- 一般旅券発給申請書 (市役所の窓口にあります)
- 戸籍謄本(戸籍抄本)
- *顔写真
- * 申請者本人に間違いないことを確認できる書類
*顔写真についてはとても細かく言われます。うちは街角にある証明写真のポックスで撮りました。そこでパスポート用を選びます。1シート4枚ついてくるのですが、2枚は少し顔が大きめ、残り2枚は少し小さめとなっています。と言っても見た目ではあまりわかりません。私は無意識に小さい方を切って貼り付けたところ、市役所の担当の方が定規で計り、ギリギリ微妙なサイズなので大きい顔の方に張り替えましょうと言われました。縦45mmも大事ですが顔のサイズ34±2mmというのが大事なようです。子供や小顔の方は注意が必要です。
* 申請者本人に間違いないことを確認できる書類について
大人は免許証がありますが、子どもはなかなか面倒です。中学生の娘の場合、市の医療費受給資格者証が使えました。
実は同時に高校生の息子もパスポートを申請したのですが、こちらは年齢的にもう医療費受給資格者証がありません。そこで学生証をと言われたのですが、今年入学したばかりでこれまたできていません。結局高校の在学証明書をとってそれが確認書類となりました。
一つ一つは大したことではないのですが、こういった書類をすべて揃えようと思うと、仕事の合間に市役所や高校へ行き結果的にかなり手間取りました。そして市役所の窓口に提出。書類に問題がなければ10日間でできるそうです。
申請は代理人でもよいのですが受け取り時には必ず本人が行かないといけません。県の旅券センターへ行けば4日程はやく受け取れるそうなのですが、平日の9時から5時しか開いておらず、中高生を連れて行くのは無理です。
まとめ
本籍地への戸籍謄本の申請から数えると、結局半月以上かかってしまいました。友人はもう諦めて待っていてくれてます。海外旅行の予定があってパスポートを持っていなくて、本籍地が遠くて、、、なんて私と同じような方の少しでもお役にたてれば幸いです。
両替も事前に早めにしておくと慌てません。最近はネットでは払い込みドルを郵送でうけとる方法もあるんですよ。
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