新年の目標は立てましたか?私は以前はあまり意識していなかったのですが50歳を前にして「よしやるぞ!」と新年の目標を立てるようになりました。
目 次
・新年の目標
・自分の中に何もない
・何かを得るために必要なこと
【今までの目標】
目標を立ててもなかなかうまくいかないですよね。それ以前に私は忘れっぽいので2〜3ヶ月もすると目標を立てたことすら忘れる始末です。
以前どなたか忘れてしまいましたが有名な方が、面白い事を書いていらっしゃいました。1つだけ目標を立てると大きすぎてなかなか達成できないから、簡単な目標を100個くらい立てるそうです。
そうするとこれも出来た、あれも出来た、ということで嬉しくなるというのです。一利ありますね。小さな成功体験の積み重ねが大事とよく言われますもんね。
私は目標を立てたり立てなかったり、立ててもすぐ忘れたり・・・忘れるなんてどれだけ適当な目標を立てていたかですね。ようは目標なんて意識もなく行き当たりばったりに生きてきたように思います。
【自分の中に何もない】
まあそれが悪いわけではないのでしょうが、ある時愕然としたんです。私何にもない!
4年前我が家は千葉県から引っ越してきました。もうすぐ5年目となる東電原発事故がきっかけです。ただ夫は仕事がありましたので私と子どもだけの引っ越しでした。
千葉には買った家のローンもありましたしこちらの家の家賃や生活費もかかります。今までは下の娘がまだ小学校に入ったばかりでしたので働いていなかったのですが、いよいよ仕事を探さねばなりません。
九州に引っ越しました、さあ仕事を探しましょうとなった時、本当に何にもありません。興味を持って学んできた食や手仕事も今となっては単なる趣味です。趣味は多くて今までいろんなことをしてきたけれどお金を稼ぐことが出来ません。
一方昔きちんと勉強して免許をとった友達は、同じように引っ越してもすぐに仕事がみつかり、あれよあれよとその地でしっかりと暮らしを築いていきました。
人を羨むのはよくないと頭ではわかっているのに、何にもできない自分が情けなくて情けなくて・・・落ち込みました。
【何かを得るために必要なこと】
紹介された農家の仕事は嫌いではないのです。というより好きです。ずっと農的暮らしに憧れていました。けれど農家のお手伝いは低賃金です。自給的な農業はしたいですが仕事となるといろんな意味で厳しいです。
そんなこんなでその頃必死に考えて出てきた答えはとっても当たり前のことでした。コツコツ頑張った人は成功するし怠けた人は成功しない。
成功、失敗というのも考えようであって一概には言えませんが、何かを得ようと思えば努力をしなければならないのは事実です、人生の早いうちか遅くなってからか時期は人によって違うでしょうが、どこかでエイヤー!と歯を食いしばってやらなきゃいけない時があるんじゃないかと思います。
それでとにかく、今を変えたいのなら努力をしようと思ったのです。例え50歳だろうが100歳だろうが気づいた今が一番若いのです。
多分子どもの時からずーっと言われてきてますよね、コツコツ努力を積み重ねなさいと。それが本当にわかるまで半世紀近くかかったということです。
それ以来目標を立てることにしました。目標は毎年少しずつ変わりますがその手段は全部同じで「コツコツ努力する」ことです。本当は目標よりも目標に向かって努力する時に見えるものこそ大事なのかもしれません。目標の達成は努力の結果もれなく付いてくるおまけみたいなものかもしれません。