はじめまして、
つれづれリメイク日和の管理人です。
ブログを見にきてくださり、プロフィールまでのぞきにきていただいて感激です!ありがとうございます。
わが家のこと私のこと自己紹介させていただきますね。長くなりますがよろしければおつきあい下さい。
◆家族と暮らしのこと
50代主婦、夫と10代の子ども2人、猫2匹、九州は大分の小さな町に暮らしています。
東電原発事故がきっかけで2011年に関東から引っ越してきました。
夫は安定した仕事に付いていましたし、数年前に家を購入していましたので、まさかこんな遠くに引っ越しすることになろうとは夢にも思いませんでした!
いつまでもこの平穏な暮らしが続くだろうと思っていましたが、
子供の友達や子育てを助け合った母さん仲間に別れを告げて、わが家は引っ越しという選択をしました。
はてさてわが家の選択はよかったのだろうか、、、
かつての未来設計とはまったく違う方向に進んでいるわが家、ふと夢を見ているような不思議な気持ちになることがあるんです。
もし引っ越さなかったら、今もあの家に暮らしていたら、あの街で子供が成長していたら、、、
「もし」は考えても意味がないとわかってはいても時々思うことがあります。
向こうの友達と連絡を取って子供の学校や仕事の話などする時、当たり前にそこに続いている暮らしとそこにいない自分に寂しさを覚えます。
でも同時にやっぱり後悔していない自分もいるのです。あの時の私はああするしかなかった。
あの時、精一杯考えて選んだ答えなので、もしもう一度人生をやり直したとしても同じ答えを出すに違いないと、、、。
人生って選択一つでどうにでも変わっていくって知ってました?
そして自分が選ぶんです。何を選んでもいいんです。
そんな当たり前のことを実のところあまりわかってませんでした。なんとなくこんなもんだと40半ばまで来てしまいましたが、今その選択の重さを受け止めると同時に、矛盾するようですけどそのやり直しのきく軽さに助けられてもいます。
今も事故はまだなにも終わっていなくて、故郷に戻れずにいる方がたくさんおられる中で、どんどん原発の再稼働が進んでいます。
なぜ?どうして?
理解できないことばかりです。不幸な事故が起こりませんように、故郷へ帰れない、そんなことがもう起こりませんようにと願うばかりです。
といろいろ曰く付きの引っ越しですが、思ってもみなかった初めての田舎暮らしはとても楽しく充実しています。
わが家の未来予想図にはなかったけれど、どこにいても幸せだなぁと思いながら過ごしたいです。
おかげさまで多くの方々にささえられ、自然の美しさ、食べ物の美味しさ、いただき物の多さ(笑)などに感謝しながら毎日元気に暮らしています。
◆手作りが好き
昔から興味のあることは作ること。裁縫でも料理でもパンでも木工でもなんでも作ることなら楽しくて挑戦したくなります。
多分小学生の時の愛読書「大草原の小さな家」シリーズの影響が大きいと思います。ちょうどテレビでも放映されて、アメリカ開拓時代のなんでも自分たちで作る父さんと母さんに憧れました。
でも作ることが好きというより一番は、誰かの喜ぶ顔、びっくりする顔が見たいのかもしれません。だから自分のためのものってほとんどないんです。
子供のためだったり頼まれものだったりすると、よーし見ておれ!とスイッチが入って、ひとり盛り上がって没頭してしまいます。
◆リメイク好き
もう一つ私が手作りする理由は、捨てたくないんだなぁと思います。
要はケチなんですね。なんとか捨てないで使えないか、違うものにリメイクできないか、お金を出さないで自分で作れないか、いつもそんなことを考えています。
買った布で本の通りに作ってもあまり感激はないんですが、お下がりのボロボロの洋服を生き返らせた時の嬉しさといったら、、、
工夫してものの命を生かしきれた喜びを感じます。
そんなことで断捨離に憧れながらも、出番を待つ捨てられない布やら服に囲まれて暮らしています。
◆人形好き
もう一つ、これ抜きに語れないのが人形のこと。
お人形になぜか惹かれます。
小さい頃からその時々に、紙やら、毛糸やら、布やらでよく人形を作ってきましたが、子供が生まれてシュタイナーのウォルドル人形に出会い、ますます人形作りが楽しくなりました。
あまりリアルなものより素朴なものに惹かれます。
雲の上の憧れのお人形はドイツのポングラッツさんの作るお人形。いつも写真を眺めています。
サリー・マバーさんの作る小さなお人形とその世界はいつまでも飽きず眺めていたいくらい大好きです。
私もそんな素敵なお人形をこの手で作りたくて、あーでもないこーでもないと悩みながら工夫しながら楽しく人形作りを続けています。
◆手作りのおかげ
手作りが好きで得意です。これがなかったら何のとりえもありません。
今にして思えばそういう方面の学校に進み仕事につけばよかったのに、学生時代ってあんまり真剣に考えてなかったし、正直自分のことがよくわかってませんでした。
学校も仕事も関係のないことをしていましたし、コミュニケーション能力も低くて新しい環境ではいつも戸惑っていました。
でも何とかやってこられたのは得意の手作りのおかげです。いつも助けられています。
バレンタインプレゼントのセーターを手伝ったのが友達になるきっかけだったり、お人形作りを教えてあげてママ友の輪が広がったり、本当に手作りが好きでよかった。
このブログも始めは料理だったり暮らしの知恵だったりで、手芸がメインじゃなかったのですが、手芸系の記事ばかりどんどん増えていました。
◆手作りが教えてくれるもの
今の時代、なんでも買えば手に入ります。正直なところ作るより買った方が安いものがほとんどです。
それなのにどうしてわざわざ手作りするのか?時間もかかって大変なのに。
物を作る喜びって人間の体に刻み込まれていると思うのです。人は食べ物にしろ道具にしろ手で作り出してきた生き物だから、
今は生きていくに必要な物はなんでもお金で買えますけど、それで済むならこんなに手作りブームが起こってないと思いませんか?
個人のネットショップや100均の手作り素材の充実ぶりを見てもみんな作りたいんだなーと思います。
こんなになんでも売っている時代だから、ロボットがやってくれる時代だからこそ体に潜む血が騒ぐのではないだろうか。
整然と美しく仕上げられたものも素敵ですが、人は同時にもっと素朴なもの、不揃いなもの、温かいもの、、、人の手を感じるものを求めています。
上手くなくてもいいです。完璧でなくてもいいです。下手がいい!
一人一人違うからこそ、ちょっと歪んでいるからこそ、そこに味があります。
手作りされたものにはそこに作り手が見えます。作り手の思いが伝わってきます。
丁寧に手作りされたものを手に取った時、作ってくれた人にはありがとう〜と、そしてよくまあ縁あってうちに来てくれたねぇ〜と
そんな風にものを通して人と出会っているような気持ちになるのは私だけでしょうか。
このブログを見て、なんか楽しそう、ちょっとやってみようかな、そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
おごって聞こえるかもしれませんが、私はきれいに作ってしまうのがある意味コンプレックスです。
子どもの作品の無垢さ素朴さ力強さにかなわないように、針仕事苦手な方が私下手くそー!といいながら作る素朴なものにかなわないなぁーとよく思います。
上手い下手なんてありません!どんどん面白がって作ってみてくださいね。
プレゼントを作りたいんだけど、、、この服破れちゃったんだけど、、、なんかにリメイク出来ないかな、、、
そんな時に思い出してもらえるブログになるように、日々内容を充実させていきたいと思っています。
写真をたくさん使ってうちの娘にもわかる説明を心がけていますが、もしかしたら説明がわかりにくいところがあるかもしれません。
そんな時はどうぞ遠慮なく質問してください。質問やコメントをいただけるととっても嬉しいです。
それではごゆるりと〜