ずっと以前、7、8年くらいになるでしょうか、長野県のペンションに泊まった時に見かけて心から離れないお人形があります。夢中で写真にとっていつか真似して作ってみようと思っていたお人形。
偶然にもネットでそのお人形を見つけ作り方の本まで出ていることを知って大感激です。
夏休みの一日、手芸好きの友達親子と一緒に本を見ながら挑戦しました。
◆舎廬夢ヒュッテで出会ったお人形
数年前、夫と子供が帰省している間に久しぶりに友人と旅に出かけました。青春18きっぷを使って東京から安曇野へ2泊3日の旅。(青春18きっぷは何歳でも使えますよ〜)
そこで泊まったのが 舎廬夢(シャロム)ヒュッテというお宿。
若い頃マクロビオティックを学んでいて、そっち関係では有名な宿だったんですが、行くのは初めてです。
もと山小屋の支配人というオ-ナ-が山の仲間と建てたセルフビルドのハウスで、マクロビの素敵なお宿というところまでは知っていたのですが、よく調べてみてびっくり、行ってみてびっくり、私の想像をはるかに超えてました。
おしゃれですてきなんですけど見た目のおしゃれじゃなくて、理想の生き方を追及していったらこうなるって感じのかっこよさです。
永続可能な農的田舎暮らしをベースに競争ではなく共生社会を目指していて、それに向かって現実にできることをしっかりと積み上げている素敵なお宿でした。
私の言葉ではうまく説明できないので詳しくはこちらをどうぞ
このお宿あちこちに本棚があって、山の本だったり、小説だったり、写真集だったり、鳥の本だったり、菌の本だったり、、、一日中時間を過ごせるほど面白そうな本がたくさん並んでいるんですけど、そんな本を背にしてちょこんと座っている人形がありました。
たっぷりの花びらをスカートにした小さな妖精のお人形でそれはそれはキュートだったんです。
あまりに可愛くて素敵で、本を読むのも忘れて見入って、写真に撮って、、、名残惜しく別れて来ました。
ほこりかぶってますが可愛いでしょ!
えっ!可愛くない⁈
私にはもうどんぴしゃりにつぼなんですけど、一緒に行った友人は全く興味を示さなかったのでやっぱり人それぞれですね。もうこのちょっと変とも言える顔がたまらなく好き♡
◆Felt Wee Folk
そんな思い出のお人形と最近ネットで再会しました。
何を調べていて出会ったのかもう忘れちゃったんですけど、とにかく私の小さなスマホの画面に見つけて、あの時のお人形だ!とすぐにわかりました。
こういうタイプのお人形をFelt Wee Folkというみたいです。訳すと羊毛の小さなお人形って感じでしょうか。
詳しいことはよくわからないのですが、私の出会ったのはサリー・マバーさんという方のお人形で、この方 Felt Wee Folk作家の中でも有名な方のようです。それともこの方が最初に始めたのかなぁ。
そしてサリーさん、本を出しているではありませんか!
それで内容はよくわからなかったしお値段も少ししましたが迷わず買いました。
いえ、嘘です。ちょっと迷いました。だってネットで評判が良くて買ってみて、あらー残念でした⤵︎ってこと何度もあったので、、、。
2日ほど迷って、でも本の表紙に並ぶお人形があまりにも魅力的でついにクリックしました。
こちらの本です。
この本買って大正解!とっても丁寧に作り方がのっています。写真が多いので英語がわからなくても大丈夫。お人形の種類も多くて満足の1冊です。
サリー・マバーさんについても詳しい説明が出てるのですがなんせ英語なもので、少し拾い読みしましたが疲れちゃいました。ゆっくり読み進めようと思います。
◆作ってみた
作ろうと思いながら忙しくてなかなか手をつけられないでいたのですが、夏休みに友達とその子供が遊びに来て一緒に作ることにしました。
材料集めに困るかな、、、と思ったのですが意外に簡単に集められました。今回もかなり100均頼りです。
材料
木製ビーズ(頭)
モール(身体)
刺繍糸(モールに巻く)
フェルト(服)
布の花びら(スカート)
羊毛(髪)
ポスカ極細(顔)
ボンド
木製ビーズはホームセンターの木材売り場、後は100均でほとんど揃います。お花を選ぶのもとっても楽しいです。ばらして使います。
作ってる最中の写真をとり忘れました。毎度毎度トホホです。今度作る時は忘れないようにしなくちゃ。
で完成はこちら
やっと作れましたー!
初めてなので目とか歪んでたりしますが、自分で作るとそれもまた可愛い気がします。本当はオリジナルなお顔にしたいんだけど、どうやったってこんなじわじわくる可愛さは出せそうにないので、とりあえずマネっこです。マネにもなってないですが。
ドングリの帽子がなくてフェルトで作ってみたけどこれはやっぱり本物が欲しいところ。今年の秋に集めよう。
お友達や子供が作ったお人形勢ぞろい!
上手い下手なくみんな可愛いのです♡
また作ったらもう少し詳しく紹介しますね。
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