お気に入りで、ボロボロになってもそればかり、手にとって着てしまう服ってありませんか?
今日お直しするのは夫のシャツです。襟がボロボロになって擦り切れて、もういい加減捨てればいいと思うんですがイヤみたいです。
襟をとってスタンドカラーにするという方法もありますが、今回はわかりにくくお直しする方法をご紹介します。
動画
材料
接着芯
または端切れ
またはバイアステープ
直し方
動画とこちらの写真とでは直し方が少し変わっています。
こちらでは
・端切れを使う方法を
動画では
・接着芯を裏に貼る方法
・バイアステープを使う方法
をご紹介しています。
端切れを使う方法
1.襟の中央にチャコペンシルで印をつけます。
今回、うっかりほどき始めてからつけたので糸が出ちゃってます。
襟のつけ止まりのところにも印。
2.襟を外すために、襟と台をつないでいる糸を解きます。
ステッチ糸と裏側の見えない糸の2本重なっていますので、両方ほどきます。
3.先ほど襟につけたチャコペンの印を、位置を変えずに裏側につけます。
4.襟の摺り切れを直します。
摺り切れをおおう大きさの布を用意。これは襟の下側になってあまり見えなくなるので、同じ布でなくてもかまいませんよ。
待ち針で留めます。この時、上の布一枚だけに止めてくださいね。下側の布は縫いません。
5.ミシンで縫います。襟を開いて上の布だけに縫い付けてください。
6.襟の表裏をひっくり返して、シャツの台にはさみ込みます。
この時チャコペンと襟のつけ止まりの位置を合わせてください。
襟と台の解いたミシン目を合わせながら、待ち針で留めます。
7.ミシンで縫います。ズレるのが心配な方はしつけ糸で粗く手縫いしてからミシンをかけて下さい。
完成です!
裏から見ると
襟が裏返ってますが、全くわかりません。
裏に接着芯を貼る方法
詳しくは動画をご覧ください。
上のやり方の3までは同じです。
4.破れているところの裏側に細く切った接着芯を貼る
5.ミシンで縫って補強したら後は同じです。
端切れの代わりにバイアステープを使う方法
詳しくは動画をご覧ください。
書くと面倒そうですがどのやり方も実際やってみると30分〜1時間もあればできます。
お気に入りのシャツがまたしばらく着られますので、一度お試しください。
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