ここのところTシャツのリメイクにはまってます。
いろんな服やら布やらリメイクしてきたのに、どうして今までTシャツはボロ布にしてきちゃったんだろう。今はなきかわいいTシャツを思い出してうんと後悔してます。
ニットの薄い生地から何か作るということを思いつきませんでした。ニットというと特別の針、特別の糸、いろいろとなんだか難しそうと思ってました。
それが何か作れるどころか端の始末をしなくていい分、普通の布より簡単! 針も糸も普通用でニット用の針なんて使いません。
使いづらいと思っていたニットという性質は、柔らかくて肌に優しいとも言えます。
そして何よりデザインの面白さ♪
布屋さんではなかなか買えない色や柄に出会えます。
今日は急きょ必要になったパスポートケースを作りました。
娘の留学準備
娘はこの夏、アメリカに留学します。
語学留学というとカッコいいですが、英語を勉強するというより異文化体験ですね。
小学4年生からラボパーティという英語教室に通っていまして、そちらに国際交流プログラムというのがあります。
参加は自由なのですが、なかなか面白く充実のプログラムでして、これに参加するためにコツコツと積み立てを続けてきました。
ラボパーティや留学プログラムについては長くなるので、別の機会に書きたいと思いますが、この留学の準備がかなりユニークで半年かけて気持ちを高めていきます。
明日はその第5回目の研修日。パスポートとガイドブックを身につけるバックを持ってくるように言われました。
以前参加した子がパスポートをなくしたらしく、向こうに到着するまでは首から下げて肌身離さずにということみたいです。
Tシャツリメイクはパスポートケースにおすすめ
Tシャツリメイクは今回は特におすすめ!
Tシャツだから肌触りが優しく、例えば肌に直に触れても違和感が少ないです。海外に持っていくセキュリティバッグはTシャツで作るべし!と言いたいくらいぴったりな素材です。
もし濡れたり薄さが心配なら、内側に防水布を重ねればいいですね。今回は伸びを防ぐ目的で薄い綿の生地を重ねました。
パスポートケース作り方
娘の小さくなったTシャツです。パーカーがついてます。
ラッキー!パーカー部分で取れそうです。かわいい色なので体は別のものを作ろう♪
今回は縫い代1cm込みで 17 × 23 cmに布を切りました。
写真の青線で縫います。ふたは表布を中表に重ねた上に伸び防止の裏布を重ねて縫いました。
ふたのカーブは縫い代に細かく切り込みを入れておくときれいに裏返せます。
表返して縁にミシンをかけます(落としミシンと言います)
紐を作ります。Tシャツの体のところを切りたくなかったので、袖を4cm幅に細く横に2本切りました。これを縫いつなぎます。ギュッと引っ張ると2倍くらいに伸びます。
つなぎ目に小さな布を縫い付けてきれいに隠します。
表布はそのまま、裏布は裏返して重ねるんですが、
その前にさっきの紐を中に入れ先を両脇に留めます。
それから裏布を重ねて、
そこにふたも挟んでマチ針で留めます。
口周りをぐるりとミシンで縫います。
裏布に開けた返し口からひっくり返して、
返し口をきれいに重ねて縫います。手でまつり縫いするとよりきれい。
口周りも落としミシンをかけます。
マジックテープを縫い付けます。袋側はミシンで縫いつけたけど、ふた側は表に出ないように手縫いにしました。切ってすぐにミシンで縫い付けておけばよかった。
でもさして苦労もなく完成です。所要時間は布を切るところから約1時間。
Tシャツの色に助けられて思った以上にかわいいケースとなりました‼︎
紐もTシャツ生地なので首へのあたりが柔らかいです。紐の強度は大丈夫だと思うけどもし心配なら、中に細いアクリル紐をはさんで巻き込んだらより安心かも。
Tシャツリメイクのポイント
● 普通の針と糸でOK。
● 細かめの針目で縫う(ダイヤル1.5から2くらい)
● 細かいジグザグができればもっといい(1mmくらい)
●切りっぱなしOK
●紐を作る時は布目に対して横に切って引っ張る
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