こんにちは、かやです。
前回でウォルドルフ人形が完成しました。
次はお洋服です。いつまでも裸ん坊ではかわいそうなので急いで作ってあげましょう♪
洋服は難しい
昔 子供の幼稚園のお母さんに頼まれてお人形教室をしてました。縫い物が得意なお母さんはいいんですが、そうでないお母さんもたくさんいらっしゃいます。得意じゃないからこそ教えて欲しいんだもの、苦手で当然ですよね。
苦手だけど我が子のために作りたくて、頑張って頑張ってやっとできた!と思ったのに、次にはお洋服を着せないといけない。もう人形作りで力を使い果たしていて、
え〜、まだあるの〜!
ここから先のお洋服はお人形作り以上に気が重いようです。
実際しばらくは気力が湧かず、布を巻きつけているお母さんもいましたよー。
そんなことからできるだけ簡単にできるお洋服の作り方を紹介します。
一番簡単なワンピースの作り方
実は今回はちょっと丁寧に作りすぎました。型紙を取るって聞くだけでもうイヤー!ってお母さんもいると思うんですよ。なのでそんな方向けに型紙を取らずにいきなり作っちゃうお洋服をまずはご紹介!それでもっとやりたくなった時、たくさんステキなお洋服を作ってあげて下さいね。
布を大きめに切って、真ん中に頭が入って脱ぎ着ができる大きめの穴を開けます。
穴の周りの布を曲げて縫います。この時ゴム通し口を縫わずに残して下さい。
裏返しに着せて、体に沿うように切って腕下から脇を続けて縫います。袖口と裾を縫ったら出来上がり♪
次は型紙を使ったワンピースです。同じ形のワンピースですがもう少し丁寧で体に合いますし、一つ型紙を作っておくともう一枚作ったり少し形を変えたりといろいろ便利ですよ。
お人形のワンピースの作り方説明
それでは順番に説明していきます。
キッチンペーパーをテープで貼り合わせて大きくします。
真ん中に頭が楽に入る大きさの穴を開けます。(0:14)
人形にかぶせて首回りをピンでとめます。(0:30)
余裕をもたせて脇下の線を描きます。(0:51)
破らないようにそっと脱がせて(1:15)
4つに折って切ります。(1:28)
人形に着せて体に沿うよう修正。(1:35)
切ったり加えたり(1:50)
紙に写して襟ぐりと脇下は0.7cm、袖口と裾は1.5cmの縫い代をつけて型紙をつくります。(2:23)
布に写して切ります。
襟ぐりより2cm幅大きい布を用意し縁を曲げておきます。(2:38)
ちょうど真ん中に中表に重ねて、ぐるりと首回りを縫います
縫い代に切り込みを入れてひっくり返します。
ひっくり返した縁を縫います。この時首の後ろ側にゴム通し口を縫い残しておきます。(3:00)
袖口を3つ折りして(3:15)
ゴムを通して端を縫い止めます。(3:25)
ゴムを引っ張ってもう片方の端も縫い止めます。
袖下と両脇を続けて縫って、裾も三つ折りします。(3:50)
首回りにゆるくゴムを入れたら完成です。
こちらはペチコート。ワンピースの裾と同じくらいの長さにして筒に縫います。ウエストと裾は三つ折り、裾にレースをつけると可愛いです。(4:13)
ウエストにゴムを入れます。
やっと服が着られまーす!
まずはペチコート
バンザイして
はい着られました
型紙から別の服
この型紙を使って別の服を作ってみました。
片側を切り開いてボタンをつけました。首回りは縫い縮めて細い布でくるんでいます。
コートになりました。
ボタンを背中に持ってきたらシンプルなワンピースです。
スカーフを巻いてみました。
いろいろ楽しんでみて下さいね。
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