こんにちは、また寒くなってきましたね。
毎年寒くなり始めるとルームブーツを作ってるんですが、今年はプレゼントにいただいたものがあって、また昨年一昨年のものがまだまだ健在だったもので作らずにここまできました。
ところが今年は特別寒いというわけでもないでしょうが、よる年並みというやつでしょうか、足元が冷えて冷えて仕方ありません、レギンスにパンツにレッグウォーマーに‥‥と何枚も重ね着して凌いでいましたが、思い立ってロングルームブーツを作ってみました。
作っている様子は動画でご紹介していますが、型紙についてこちらでもう少し詳しく説明します。
ムートンブーツから型紙作り
ネットや図書館でロングブーツの型紙を探したのですが私の欲しいものは見つからず、多分探せばどこかで型紙も販売されてると思うのですが、お金を出すのならロングルームブーツそのものを買えばいいじゃないかと思ってしまいまして…
それで手持ちのムートンブーツを型にして型紙作りました。
まずビニール袋にすっぽりいれて
養生テープ(幅広のマスキングテープがいいかも)でぐるぐる巻きにし、縫い合わせの線を写して切り離します。
その型紙を元にざっくり試し縫いして
形の不具合を調整しました。
今回の型紙は25〜26cmサイズの方用です。もともとが大雑把な採寸ですので1〜2cmの違いでしたらコピーで少し拡大縮小すればいけると思います。
あまりにも大きなサイズ変更は縦横のバランスや縫い代の幅まで変わってしまうのでお勧めしません。ちょっと大変ですが上記のやり方でお手持ちのブーツや長靴で型紙を使ってください。
型紙
書き込みの寸法を目安に滑らかに線を繋いでください。赤い線は合印です。こちらも忘れずに!
型紙を書くときのポイントを下図に色分けしました。
・青と青の長さを同じにする
・黄3つ合わせた長さが底のオレンジと同じ
・ピンクは底より甲の方が1〜2cm長い。長すぎるまたは短かすぎる場合は型紙を直す
布の裁断
今回布はジーンズとセーターをリメイクしました。表布はしっかりした布、裏布は厚みのあるウールやキルティングなどがいいですがあまり硬くない方が縫いやすいです。
底は色を変えたかったので赤い帆布にしました。履き口に利用するセーターのリブの幅はお好みで、縫い代を1cmプラスします。
裏布はセーターを利用、他に底の内側にジーンズを使いました。ここはもっと薄い布でもいいです。
ブーツの高さは今回作った寸法を入れてありますがここはご自由にどうぞ。表布と裏布のバランスは下図のようになってます。表布のジーンズにリプを縫った長さと裏布の長さが同じです。前後の差を5cmつけてください。
ルームブーツ 作り方動画
こちらでは型紙の説明の後、縫い方を詳しく説明しています。実際に縫う場合はこちらを参考にしてください。