熊本菊池の栗だごが大好きです。
大きな栗が丸ごとボン!と入っていて食べ応え満点。栗好きにはたまりません。
最初いただいてその後何度か通販で買いましたが、今年は頑張って作ってみました。
少し手間はかかりますが、自然の栗100%の作りたて栗だんごはとびきり美味しいです。
◆熊本菊池の名物「栗だご」
栗が好きで栗のお菓子はいろいろと食べてきましたが、菊池の肥後俵屋さんの栗だこを初めて食べたときは正直驚きました!
栗が丸ごとひとつ入っているお菓子というのは他にもありますが、こちらの栗だご、栗の味と食感が際立っています。
もっちりした素朴な皮を一口かじると、栗がゴロンと出てきます。歯ざわりを残してほっくりと口の中で崩れる栗は甘すぎず、おいしい栗を食べたー!という満足感がすごいです。
大好きな恵那の栗きんとんと順位をつけるのが難しい美味しさです!
違いをあげれば、恵那の栗きんとんは上品で口の中でまったりと溶けていく美味しさ、大事に大事にひとつ食べたいです。
菊池の栗だごは大きな口を開けてがぶりとかぶりつき、栗を頬張って食べたい。おにぎりに手が出るようにもうひとつ欲しくなる親しみやすい美味しさです。
そんな栗だご、今年は味を思い出して作ってみました。
◆栗だんごの作り方
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材料
(皮40〜50g 栗あん50g 約14個分)
栗 1 kg (正味 600g)
砂糖 120g (正味の重さの2割)
薄力粉 300g
だんご粉 100g
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1
熱湯 200〜250cc
1.栗を圧力鍋で茹でる。
破裂防止のため念のため栗に包丁で切り込みを入れておく。
200ccの水と一緒に鍋に入れ圧力をかける。カタカタ重りが回ったら時間は0〜1分くらいまでお好みで。後で煮て柔らかくできるので固めに茹でるのがおすすめです。
うちは活力鍋なので重りが回ったらすぐに切り、ピンが下がったらすぐに開けてザルにとります。
(圧力鍋がない場合は沸騰した湯で2〜3分茹でて冷ましてからむくと剥きやすいです)
2.栗をむきます。簡単にむけますよ♪
3.栗の半量と砂糖を鍋に入れ、弱火にかけ砂糖を溶かしてなじませます。
4.残りの栗を入れて弱火でかき混ぜます。あまりつぶさない方が美味しいです。
栗がかたい時はここで煮る時間を長くして下さい。焦げそうなら少し水を足して。
4.50gずつラップに包んで丸めておきます。
5.皮を作る。
栗を蒸している間に皮を作ります。小麦粉、だんご粉、砂糖、塩をよく混ぜ、そこへ熱湯を少しずつ回し掛けてこねます。
砂糖は甘味付けというより硬くなるのを防ぐためにに入れます。
6.柔らかくなってツヤが出てきたら、乾燥しないようにラップにつつんで30分ほどおく。
7.40〜50gずつに分割して丸め、乾燥しないようにビニールをかけておきます。
8.生地を丸く平らに伸ばして真ん中に栗あんをのせ包みます。
9.オーブンペーパーをしいて湯気の上がった蒸し器で15分ほど蒸します。ほかほかツヤツヤ美味しそうな栗だんごの完成!
栗がたっぷりで本当に美味しいですよー‼︎
熱いうちに一つずつラップで包んでおくと硬くなりません、冷凍保存できます。
食べる時は蒸し直してホカホカにするのがおすすめです。冷たいのとは断然美味しさが違います。
◆セイロ(蒸籠)がおすすめ
蒸し料理にはぜひセイロを使って見てください。美味しさがぜんぜん違います!わが家ではセイロはなくてはならない必需品です。
電子レンジでも普通の鍋でも温められますが、セイロでもくもく湯気を上げながら蒸す時のなんとも言えぬ木の香りはもうそれだけでごちそうです。
もし買われるなら大きめがおすすめです。家族の人数にもよりますが、いろんな野菜を同時に蒸したり、お皿ごと蒸したり、使い勝手がいいんです。ぜひぜひ使ってみてください。
おすすめはこちら⬇︎
「この蒸し板セット」というのがとってもいいんです!
わが家のセイロは母が昔買ったものを譲り受け、合わせて30年以上使っています!私の使い方が悪くて焦がしてしまいましたがほとんど一生ものです。
鍋が小さいと炎がセイロにあたり、気をつけていてもいつのまにか焦げてしまいます。大きな鍋があるといいのですが、ない場合は「蒸し板」があると助かります。これを鍋とセイロの間に挟めば小さ鍋でも大丈夫なんです。
私ももっと早くこれを知っていればこんなに焦がさなくてすんだのに、、、最近は大きな土鍋の上に置いて使っています。
セイロおすすめですよ。
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