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廃油せっけんの作り方◆苛性ソーダの扱いには注意を

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こんにちは、かやです。

先日娘の友達のお母さん方と廃油石けんを作ってきました。

うちは揚げ物も少なめ油で揚げてその後捨てずに炒め物などで使い切ってしまうのすけど、2、3回使ったら固める薬品を入れて捨てるお家も多いそうです。なんてもったいない!

そんな時は廃油石けんいいですよ。

今日は廃油石けんの作り方をご紹介します。昔流行ったので作ったことある方も多いかもしれませんね。

 

◆廃油石けんは究極のリサイクル

廃油石けんって究極のリサイクルだと思います。

これだけ形を変えて、捨てられるものが役に立つものへと見事な変貌を遂げるのも珍しいんではないかと勝手に思ってます。こういうの大好き!

一人で作るのは苛性ソーダなんて普段家にはない物質を使うのでちょっと気が重くてやる気が出ませんが、お母さん仲間と声を掛け合っておしゃべりしながら作れば意外に簡単に作れます。

 

◆使い心地は最高

一度でも使えばその良さはわかります。

臭いんじゃないかと思うかもしれませんが、さほど気にならないし、なによりものすごく落ちます!

油汚れや泥汚れがよく落ちます。私の畑仕事の軍手や運動靴はこれに限ります。台所の油汚れもよく落ちます。

こんなに簡単に作れて他の市販の石けんより落ちるのはなぜだろうと不思議で仕方ありません。市販のものはわざわざ手をかけて何を一体入れてるんでしようか???おまけにこの石けん手荒れもしないですよ。

 

娘の小学校の時は年に1回有志で集まって作ってバザーで売ってましたが、ファンのお母さんが何人もいてすぐに売り切れでした。

そんな人気の廃油石けんです。

ひと昔前に流行ったので作ったことのある方もいらっしゃると思うのですが、でも最近は人気がないように思います。若いお母さん方に作りませんか?と呼びかけてもあまり反応ないんです。

廃油石けんっていうネーミングもあまり良くないですね。

HAI-YOU石けん とでも呼べば少しはイメージアップするかしらねぇ。

 

◆作り方

材料

苛性ソーダ  450g (1ビン)

廃油   3L

ぬるま湯   1L(50〜60度)

 

道具

バケツ

かき混ぜる棒

ゴムベラ

おたま

ゴム手袋

石鹸を固める容器(とうふの容器、牛乳パック)

 

苛性ソーダは劇薬です。扱いは慎重にしてください。購入は薬局で買えますがハンコが要ります。扱ってない店もあるので事前に電話で問い合わせてから買いにいかれるといいです。

よく石けんを作る家ならいいですけど、そうでないお家ではあまり保存しておきたくない物質です。今回も油3Lに1瓶と使い切っています。できれば使いきるのがいいでしょう。

どうしても保存する場合は高温多湿を避けて、子どもやペットの手の届かないところにおいてください。どこにしまったか忘れたなんて事のないように!

 

 

残り油を濾したものです。

 

作り方

苛性ソーダをバケツに入れてぬるま湯を少しずついれます。この時ガスが発生するので吸わないように注意してください。

 

ガスが出て落ち着いたら、廃油を少しずつ入れてかき混ぜます。

 

白っぽくとろりとしてくるまで1時間ほど混ぜ続けます。ちょっと大変だけど交代しながら頑張って。

 

お玉で容器にわけ入れて、子どもやペットの触らないところに固まるまで置きます。

 

こちら4日目、寒い季節はすぐに固まります。きれいに豆腐容器の型がついてます!

 

これを適当な大きさに切り分けて、さらに1ヶ月ほど乾燥熟成させれば完成です。

 

切るときに出る破片も捨てないでね!集めて水に溶かすと液体石けんとしても使えます。

 

注意点

作業は風通しの良いところでやってください。

皮膚についた時はよく洗い流してください。

 

 

バザーではきれいに包装して売ります。写真がないので他の方の写真をお借りしました。

 

こんな風に型に入れるととっても素敵ですね〜

https://plaza.rakuten.co.jp/dekaakko14781/3010/

 

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つれづれ

捨てずに使い切る暮らしにあこがれて縫ったり貼ったり変身させたり‥いつもごそごそなにか手を動かしています。 サスティナブル、パーマカルチャー、畑、発酵、、、そんな界隈ウロウロしてます。 夫と娘、猫2匹との田舎暮らし

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