昔はパンは買うものでしたが、今は自分で作る人が多くなりました。パン教室は人気ですし、ホームベーカリーも進化してなかなかおいしいパンが焼けるようになってきました。
でも、パンってどうやって作るの?これから始めてみたい、という人にとって、パン作りは道具から技術からなんだかとっても大変そうに見えるんじゃないでしょうか。
今日は、道具がなくてもお家にあるもので、パンは気楽に焼けるよー♪ というお話です。
パンを焼くのは面倒?
皆さんパンは焼かれたことがありますか?
全く初めての場合、なんだかとっても難しそう、いろいろと道具がいるんじゃないの?オーブン持ってないんだけど… なんてとってもハードルが高そう、面倒くさそうですよね。ましてや天然酵母となるとなおさら無理無理と思ってしまいそうです。
けれどパンは日本でいえばご飯と同じ、主食ですからもっと気楽に焼きたいです。そこでホームベーカリーという便利な機械が登場しました。炊飯器とまではいきませんがかなりのご家庭にあって、今では朝から焼きたてパンが日本の食卓に上ることも珍しくないですよね。
わたしは天然酵母を育てていて、それでパンを焼いています。天然酵母は特別かというと種を起こすのに少し手間がかかるだけで、パンが出来上がるまでの工程は他のパンと変わりません。
天然酵母の場合、菌の発酵が合成イーストに比べてゆっくり進みますので時間がかかりますが、逆に急がなくてもいいので、他の家事をしながら、ちょっと買い物に行ったりしながら、のんびり自分のペースでパン作りができます。
パンを焼く道具がいる?
ホームベーカリーがあったらもちろん便利ですよね。毎朝焼きたてパン!という方にはとっても便利だと思います。でもなくてもできます。
オーブンで?
もちろんオーブンがあればとってもイイですね。レパートリー広がりますし。
でもオーブンがない人はどうする?
・・・
ジャーン!鍋があります。フライパンがあります。
家庭にあるものでパンだって焼けるんです。
ご飯だって炊飯器がなくても鍋で炊けますよね。
どんなものも機械の発明以前に必ず手作業でやっていたはずです。
鍋焼きパンがおすすめ
この鍋で焼く鍋焼きパン、とっても美味しいです。オーブンがないから鍋焼きパンにするのではなく、オープンがあっても鍋焼きぱんにするくらいおいしいです。
我が家は引っ越してくる前の家にはガスオーブンがありました。パンを焼かれる方はみなさんおっしゃいますが、これは本当に美味しく焼けます。腕は変わらないのにいきなり何段階も上手くなったようなパンになります。
けれど引っ越してきてガスオーブンはなくなりました。我が家は電子レンジを使う習慣がないのでオーブンのためだけにオーブン付きの立派なレンジを買う気にもなれず、小さなオーブンを買いました。
せっかく買ったオーブンですが、これで焼いたパンがあんまり美味しくないんです。電気で乾燥してカサカサになります。旨味や香りも電気の熱で焼き尽くされるような気がします。からりと焼き上げるお菓子には向きますがパンには向きません。
せっかく手間をかけた天然酵母パンなのでできるだけ美味しく焼きあげたいです。
そこで鍋焼きパンの登場!
ガスの火で鍋の中に蒸気が回り、しっとりほっこりとびきりのパンに出来上がります。
ホカホカ蒸気のあがるむっちりパンはご飯のおかずにもよく合います。
オーブンパンも焼きますが、我が家ではもっぱらこの鍋焼きパンが主流です。
オーブンについて
先ほど少し書いたオーブンのことをもう少しお話します。
オーブンを買うときどういうのにしようか迷いました。
というよりあまり選択肢がなかったのです。オーブンだけの機能のものって本当にないんですよ。オーブントースターを大きくしたような単純なものでいいんですけどね。以前はサンヨーからシンプルなオーブンが出ていてうちはそれを購入したのですが、今はもう製造中止になっています。
うちのオーブンは使い過ぎで底が抜けてきているので次どうしようかな、、、と思案中なんですが、アイリスオーヤマからよさそうなのが出ていて気になっています。持っているサンヨーのオーブンとほぼ同サイズでシフォンケーキも焼けるしクッキーも2段いれられます。おまけにコンベクション機能がついているので熱の回りが良くてパンもよく膨らみそう。そしてなんといってもお値段が~~~ちょっとびっくりの6000円台。サンヨーのは1万円以上したのに、、、
ということで今のがダメになったら検討しようと思います。
こちらでは鍋焼きパンの作り方を詳しく説明しています。