酵素ジュースは美味しいから、特に暑い時なんかゴクゴク飲んじゃいそうになるのですが、それはちょっと考えものです。
今日は健康や美容に良い飲み方やその他にも、酵素ジュースの活用法をお届けします。
酵素ジュースの飲み方
●飲む量
市販のジュースに比べたら内容はよほど良いのですが、それでもせっかくの酵素いっぱいのジュースも飲みすぎは不健康の元です。
1日に60mlまでを何回かに分けて飲むことがすすめられています。60mlというのは軽めのご飯一膳と同じカロリーです。
それ以外にも主成分がブドウ糖ですので、低血糖の人には良さそうですが、血糖値の高い方や砂糖の害を考えると、やはりそれぐらいが適量なのでしょう。
体質、体調によってそれぞれ適量は違いますので、自分の体に聞きながら少しづつ良い量を見つけていってください。
●飲む時間
朝 | 低血糖で元気のない人 食欲のない人 朝食代わりに |
昼間 | 疲れた時に おやつの代わりに |
夜 | 夜食代わりに 眠れない時に |
食事の前 | 血糖値が上がり食欲を抑える |
食事の後 | 消化を助ける |
●体質、体調によって
やせたい人に | 食事の20分前に大さじ1飲むと食欲が抑えられる |
太りたい人に(胃弱の人) | 食前酒の代わりに少し飲むと食欲を刺激 食後に飲むと消化を助ける |
冷え性の人に | 入浴の前後に飲むと体温が上がる 生姜を加えるとなおよい |
肝臓の弱い人に | お酒の前後に飲むと二日酔いの予防に |
便秘の人に | 就寝前に大さじ1を亜麻仁油かオリーブオイル小さじ1と合わせて飲む |
眠れない人に | 寝る前に少し 少量のアルコールで割って |
(注意) 熱すると酵素が働かなくなります。
酵素ジュースの活用法
●マッサージに(手足顔)
飲むばかりではありません。
肌につけマッサージすることで皮膚から酵素が吸収され、細胞を活性化するそうです。
疲労回復、基礎体温の上昇、美肌効果などが考えられます。
【マッサージの仕方】
半身浴や手浴、足浴でよく温まった手足を、大さじ1〜2の酵素ジュース(原液)でマッサージ。末端から心臓に向かってリンパの流れに沿って、手先から肘へ、足先から膝へ撫で上げたり、ツボを押したり気持ちのよいようにマッサージして下さい。最後に蒸しタオルできれいに拭き取る。
顔も大さじ1の酵素ジュース(原液)を手に取り、リンパに沿ってマッサージ。あご先から鼻の脇や頬を通っておでこまで撫で上げ、こめかみを通って耳の前を通って首筋を鎖骨に当たるまでなでおろします。蒸しタオルで蒸してから拭き取る。
これは言葉だけじゃわかりにくいですね。興味のある方は田中宥久子さんの造顔マッサージを参考にしてみてください。
私は面倒なので小さなビンに2/3の酵素ジュースと1/3のココナッツオイルを入れて作り置き、よく振って使っています。
優しくマッサージをしてその後、ぬるま湯で洗うだけで良いと思いますが、私はべたつくのがイヤでさっと石けんを使います。モッチモチつるつるで、美容液をつけたようになります。一度やってみて下さいね、おすすめです。
●化粧品に
そのまま薄めて化粧水に。
最近塩化粧水を知りました。水に1%の自然塩を入れただけの化粧水がミネラルたっぷりでとっても肌によいというのです。そこで水の代わりに薄い酵素ジュースに塩を溶いて化粧水にしてみました。
まだ使い始めて2週間ほどですが、トラブルもなく調子いいです。チャレンジャーの方お試しくださいな。
以前は素朴美容でオススメのヘーラルーノを使ってましたが、この塩酵素化粧水を試してみたくて最近はお休み中。
その他小麦粉を酵素ジュースで練ってパックにしたり、お手持ちの化粧品に少量追加したり、工夫してみてください。
自分で作った化粧品はできればパッチテストをしてから使ってくださいね。
パッチテスト
腕の内側など肌の柔らかいところに塗ってしばらくおき、かゆみや変化が起きないかチェックすること。刺激が強い場合は水で洗い流し、使用はやめてください。 |
料理に
ちょっと甘い塩麹のような使い方ができます。
- みりん、砂糖の代わりに
- 肉や魚にもみこむと、ふっくら柔らかくなる
- 魚の臭み取りに
- ご飯を炊く時に小さじ1杯
絞りかすの活用法
絞りかすといっても酵素がいっぱい、絶対に捨てないでで下さいね。もったいない!
暑い中何か月も常温に置いておいても、まったく腐らず食べられる様子を見ると、発酵食品てすごいなあと感動します。
●食べる
熱をかけると酵素は死んでしまいますので、なるべくそのまま利用するのがよいです。
- そのまま
- ジャムにして
- ケーキに焼き込む
- ドライフルーツに
●その他
- 入浴剤に、布袋やだしパックに入れて浮かべれば酵素風呂
- 畑の土地改良に、土に混ぜ込む
- 薄めて植物の水やりに
- 農薬落としに、0.1%の薄め液に野菜や果物を30分ほどつけて、もう一度酵素の0.1%薄め液で洗い、その後水で洗い流す
農薬落としというのは、私も今回調べてみて初めて知りました。
酵素は化学反応をスピードアップしてくれる触媒ですので、栄養素を分解して体に取り込めるようにするだけでなく、有害化学物質を分解して水に流すことができるというのも納得です。
捨てるところなく、本当に色々と活用できますねー。
せっかく作った酵素ジュース、色々と工夫して生活に取り入れてみてください。
こちらの本を参考にさせていただきました。