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大人の心に響く絵本★としょかんライオン★英語動画あり

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猫が好きです。とくに大きくて太めな猫が好きです。スマートな猫や仔猫も美しくかわいいですが、抱きしめた時頼りなくて、ガッシリと抱きしめられる大きな猫が大好きです。そんな思いが高じて、トラやライオンの胸に顔を埋められたらなぁ〜という叶わぬ夢を持つようになりました。あのフカフカの立髪に顔を埋めたいなぁ〜。今日はそんな思いを少し満たしてくれる本です。

 

としょかんライオン

 

ある日突然、図書館に大きなライオンがやってきます。驚く図書館員はじめ他の人たちを尻目に、館長のメリーウェザーさんはビクともしません。

 

図書館を守り規則第一のメリーウェザーさんはライオンであろうがなんであろうがお構いなし、規則を守らないものには容赦ありません。でも反対に規則さえ守れば、誰でも図書館を利用できます。公正で凛としてとても素敵な女性です。

 

ライオンは図書館でメリーウェザーさんのお手伝いという自分の居場所と役目を見つけ、本当にうれしそう。周りの人々もそんなライオンを大好きになっていきます。

 

ある日、ケガをしたメリーウェザーさんを助けるため、ライオンは規則を破り大声で吠えてしまいます。それをとがめられ悲しそうに出て行ったまま、図書館に来なくなってしまいました。そして、、、

 

図書館にライオンが来るなんてあるはずのないお話なのですが、それがありそうな話に思えてくるから不思議です。図書館で楽しそうに過ごす様子や、寂しそうに肩を落とす様子など本の中のライオンが本当に愛らしくて引き込まれます。

 

ライオンによって図書館は、静かに本を読む場所から人々がつどい心を通わせる場所へと変わって行きます。そしてライオンは図書館にとって、メリーウェザーさんにとって、なくてはならない存在へとなっていくのです。純愛物語です。

 

私は、、、やっぱりライオンの背中にもたれて、立髪に顔を埋められそうな気にさせてくれるところが、一番のお気に入りですかね。

 

 

この本を紹介していて「図書館ねこデューイ」を思い出しました。こちらは実話ですが、とっても似ています。

 

こちらも館長に助けられた捨て猫デューイが、図書館になくてはならない存在になってゆくお話です。

 

他人に心を閉ざしていた人や障害のある人、怒りっぽい人、いろんな人の心を一匹の猫が癒します。そしてこの猫が田舎町のありふれた図書館の名を世界中に知らしめることになるのです。

 

 

どちらも人間と動物ではあるけれど、決して人間が一方的にペットを飼うとか庇護するという関係ではありません。お互いが役割を持って必要とされ、お互いを愛し信頼を築いている姿に猫も人間も関係ないなぁと思うのです

 

「としょかんライオン」にはとっても素敵な読み聞かせの動画があります。アメリカの女優さんが登場人物に成りきって演じて語ってくれるので、本当に楽しく本の世界に入り込んでしまいます。英語ですが簡単な英語ですし、絵本ですのでなんとなく話はわかります。こちらの Library Lion 以外にもたくさんの絵本をいろんな俳優さんが読んでくれていますので、本当におすすめの動画です。ぜひ一度ご覧ください。

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つれづれ

捨てずに使い切る暮らしにあこがれて縫ったり貼ったり変身させたり‥いつもごそごそなにか手を動かしています。 サスティナブル、パーマカルチャー、畑、発酵、、、そんな界隈ウロウロしてます。 夫と娘、猫2匹との田舎暮らし

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