最近友人がバリに行き、おみやげに洋服をくれました。でも色は好みなんですが形が合わないんです。せっかくのおみやげなんとかならないかなぁ、、、と今回はこれをリメイクしてみました。
もらいものって難しいです。せっかく私のことを思って用意してくれたんだし、出来ることなら大事に使いたい、飾りたい。でもいただくものが自分にとって似合うもの、好みのものとは限りませんよね。
せっかくもらったからと全て家に置いていたら、残念ながら一番落ち着くはずの家はごちゃごちゃで居心地の悪い場所になってしまいます。そこで自分が使いたいと思うもの以外は気持ちだけいただいて、後はいろんな形でさようなら〜しています。
今回も迷ったんですが、2枚いただいて1枚は素材が苦手でアウト、残った1枚は素材は綿で色も好みということで、せっかくなのでなんとかしたい!これです。
全体にダボっとして首が大きく開いています。はっきり言っておばさんくさい形です。おばさんなんだからいいじゃないかといえば、いいえ違うんです。若い人は逆にどんな服でも大丈夫、本物のおばさんだからこそおばさんくさい服を着ると大変なんですよ。私これ着ると寝間着きてんの?な姿になってしまうんです。
そこでもう少し体にフィットさせておしゃれにならないものか、生地はたっぷりあるぞ〜
ということでまず袖をとります。
手持ちのタンクトップのラインに合わせて線を引きます。
脇も少し狭くなるので、そこから裾に向かってAラインになるように線を引いて切ります。
バイアステープで袖周りを包み、脇も縫ってジグザグで始末します。
さて首回りをなんとかしたい。ふと見ると先ほど切った袖が2枚残っています。これを襟にしよう。
2枚の袖を長方形に切って、つなぎ合わせて襟ぐりの長さにします。それを襟ぐりに中表に縫い付けます。
襟を折り返してまつり縫いで始末、これで完成です。
before
after
どうでしょうか、ずいぶん細身になりました。白いパンツやジーンズに合いそうじゃないですか?
私は洋裁の学校を出ているわけじゃないのでかなりいい加減です。でもだからこそ基本無視の怖いもの知らずで冒険も出来ちゃいます。それは素人の強みでしょうね。
首回りや袖ぐりなんかはよく既成の服を合わせてペンで線を引いてしまいます。実際きている服なのでわりと安心です。左右が同じならそんなに失敗はないと思いますよ。