みなさん、どんなお弁当箱を使っていますか?
うちでは竹かごの弁当箱を愛用しています。
夫は出勤が早いので、毎日お昼のお弁当の他に、朝ご飯用のおにぎりを持って出かけます。
そのおにぎりを入れるのが竹かごの弁当箱。これ蒸れないし雰囲気もよいし、とっても重宝しています。
ただ毎日使うこともあって、大事にしていてもどうしても壊れてしまいます。
捨てるにはもったいなくて、今回これを修理してみました。
とっても重宝竹かご弁当箱
我が家では竹かごの弁当箱はなくてはならない代物です。
夫の毎日のおにぎり用に欠かせませんし、
学校から帰ってくる子どものためにおにぎりを入れておいたり、
ちょっとお花見なんてときにも小さなおにぎりを入れたりします。
普通のお弁当箱として使うには、ゴシゴシ洗えないし汁もれするしで,
見た目は100点なのですが実用には向いていません。
ですがおにぎりには、特に夏のおにぎりにはこれほどぴったりの弁当箱はないと思っています。
竹かごのおにぎりの美味しさを知ったら、べちゃべちゃしたラップのおにぎりは食べられません。
他にもサンドイッチを入れたり、クッキーを入れたり、何を入れても素敵に様になるので、本当に重宝する入れ物です。
竹かご弁当箱の使い方とくふう
普通のお弁当箱として使う場合はもちろん、おにぎりの場合でも直に入れないほうがいいですね、洗いにくいですから。
ですがせっかく天然素材の通気性のよいカゴなんですから、ラップなどの人工のもの、密封するものを使いたくありません。
そこでうちでは、経木を使っています。干した竹皮でもいいですが、経木の方がかなりお安くて枚数もたくさん入っています。
竹かごに直に付かないように経木を敷いて、その上におにぎりを置きます。汚れても経木だけ捨てれば、カゴは洗わなくても大丈夫。
竹なので洗っても大丈夫とは思うのですが、大事に使いたいのであまりゴシゴシ洗わなくて済むような使い方をしたいのです。
時々洗ってよく乾燥させます。
冬は逆に寒さと乾燥でパサついてしまうので、かごを新聞紙で一度包んでから、ハンカチで包むようにしています。
竹かご弁当箱のリメイク
そんな風に大事に使っていても、何年も使っているとやっぱり壊れてきます。
うちはそれほど高級品を使っているわけではないので、2年ももてば本当に十分すぎるくらい元は取れているのですが、それでもやっぱり捨てるには忍びない。長年使って愛着もありますし、なんとかもう少し生かし切って使いたいところです。
そこでできる範囲で修理してみます。
竹細工の知識はありませんので思いつくままの修理です。
こんな風に壊れました。これは壊れすぎ、もっと早く修理したほうがよかったです。でも頑張ります。
まずは針に糸を通して、縁をしっかり巻きつけながら止めます。
次に細く切った布で縁を包むように木工用ボンドで貼ります。余談ですがこういう時ノリを貼る台には、牛乳などの紙パックが便利ですよ。
この時ボンドのついた手をよく洗い、ぬれた指で表面を撫でると馴染みやすくよくくっつきます。
これだけです。とっても簡単。順にぐるりと貼り付けていきます。
まだ割れていないところも、そろそろ来そうかな、、、というところは糸を巻かずに布だけ貼って補強しました。
割れて穴が空いているところは、何枚も布をずらして重ね貼りしました。
つきが悪い時は洗濯バサミでしばらく放置
食べるものを入れるのにボンドはどうかな、、、と迷いましたが、中に経木を敷きますし、直接触れるわけではないので、おにぎりや乾きものを入れるならよいかな、、、と個人的には思っています。
完成!
ついでにご紹介
こちらは私の裁縫箱なんですが、やっぱり竹かご弁当箱のリサイクル。どんだけ竹かご壊したんや!ですね。
こちらは内側一面に和紙を重ね貼りして補強しています。もう何年も使ってますがとっても丈夫ですよ。
ハサミサックと色を合わせて楽しんでます。
こうやって手を加えると新しい顔を見せてくれて、まだまだ現役で役に立ってくれます。
消えかけた命が息吹き返すお手伝いができてとっても幸せです。
なーんて言うとカッコいいですが、買わずにすんだ!ラッキー!ってとこです。( ̄▽ ̄)