早いですねー、年が明けてもう5日です。昨日までは夫が休みだったせいもありまだ正月気分が残っていましたが、今朝は夫と私は仕事、受験生の息子も補習が始まりいきなり日常にひき戻されました。
年賀状いつまで出せる?
とはいえまだちらほらと年賀状が届きます。すでに出した方なら良いのですが出してない方の場合この時期に届くと正直悩みますね。年賀状を返して良いものやらどうやら。年賀状はいつまでに出してもよいものなのでしょうか?
年賀状は新年のご挨拶ですので松ノ内である元旦から7日の間に届くように出すのがマナーだそうです。ただ松ノ内というのが時代や地域によって違うようで、7日とするところと15日とするところに主に分かれるようです。それ以降になる場合は、暖かくなる立春(2月4日)くらいまで寒中見舞いが使われるようです。
昔の年賀状
今は携帯やスマホで送れてしまうので年賀状もどんどん縮小していっていますが、昔は今よりずっと存在感がありました。12月に入ったら今年はどんな年賀状を作ろうか一生懸命考えて、絵を描いたり版画を彫ったりしましたし、お正月はそれこそまだかまだかと朝から郵便屋さんが来るのを待ちました。
1月15日の成人の日には年賀状のお年玉抽選会があって、ものすごくワクワクしながらテレビで抽選を見ていた覚えがあります。うちは3等のふるさと詰め合わせだったか何かが当たったのが最高ですから、あまりくじ運が良くないですね。
年賀状のやめ時
そんな年賀状、いただくのは本当に楽しく嬉しいのですがうちもどんどん縮小しています。もう何十年も会わず年に一度年賀状だけのお付き合いの方、2度と会うことはないからもうやめようかと思ったり、せめて年賀状だけは繋がっていようと思ったり迷うところです。
毎年お元気ですか?と投げかけて返事が返ってくるわけでもなく、次の年またお元気ですか?と一言添えて・・・そんなことが続き、もういいかなと止めると相手から来て、次の年こちらが書くと相手からは来なかったり、そんなギクシャクが続いて、相手も同じように思っているんだろうなーと気配が伝わってきます。
少し寂しいですがこれも年をとるということなのでしょうね。この方とのご縁はもう十分完了しました、ありがとうございましたという思いで気持ちの整理をしています。
こんな年賀状なら欲しい
一番楽しい年賀状は昔からの友達の一年間の報告です。これは年賀状と呼べるのかどうかわかりませんが、それこそ松ノ内も過ぎて新しい年も動き出しお正月も忘れそうになる頃、新年の挨拶が封筒に入って届きます。
B4サイズの紙の表裏びっしりに文字と楽しいイラスト入りで、昨年一年間見たこと感じたこと旅したこと、いろんなことを書いて新聞のようにして送ってくれます。もう何年も会っていないのにこの手紙のおかげで彼女はいつも身近な存在です。プリントしてあるのでこの楽しい年賀状をもらえる人がたくさんいるのでしょう。
いつまでに書くとかもうやめようかとかそんなことを考えずに、昔の友達も最近知り合えた人も送りたい人には送る楽しい年賀状、もらって嬉しい年賀状、どうせ出すならこんな年賀状がいいなぁと思います。