こんにちはー、かやです。
かーなーりーなご無沙汰です。
もうすぐ一月も終わりということで、
受験生には一番厳しい季節ですね。
うちにも高3中3と2人受験生がいます。
それでも
いきたいところ入れるところに行けばいいと
親は呑気にしていたのですが
流石にここにきて、
いろいろ悩むことも多くなってきました。
ブログをずっと読んでくださっている方は
ご存知かもしれませんが、
うちの息子、
中学で不登校だったり
高校でもなんだかんだと屁理屈こねて補習サボったり、
修学旅行先の秋葉で補導されて電話がきたり!
とまあはっきり言って、
素行も頭の出来もよくありません!
ちんたらちんたらしてる割には
口だけは達者で
「オレのやり方があるんだ〜!」と
オレ流を貫いて3年間きたわけですが
いざここに来てトホホなことになってます。
そんな息子が2年の時
行きたいと言い出した大学は
息子の実力からしたら宇宙に行くにも
等しい大学です。
当時はまだまだ夢を見られていたので
周りはそれを励みに勉強に力が入ればいいと
思っていたのですが
そんな夢をずっと見続けて
3年になってもなお本気で見続けて
周りの本気度が上がる3年の夏以降も
まだまだ見続けて
先生からも
夢を見続ける根性だけはすごいと
おかしな褒められ方をするほどです。
しかしなんせ頭と
何より努力が足りないので
いつまでたっても夢のままなのです。
そしてそんな甘さを
それも若さよと許してしまう母とは違って
父は男として受け入れられないようで
この2年間ほとんど口をきかずに
お互い避けるように過ごしてきました。
そんな中で迎えた12月最後の三者面談前日。
さすがにこのままではと
私が間に入って家族会議。
ここに来ても
まだいける、受けると譲らぬ息子
このわけのわからぬ自信は
いったいどこから来るのやら、、、
そしてこの頑固さは
父子そっくりでもあるので
もう母は笑うしかありません。
そんなわけで
とにかくセンターの結果で判断と
決断は先延ばしとなりました。
とはいっても
普段の成績からも数々の模試の結果からも
玉砕するのは目に見えているのですが、、、
そうして迎えたセンター
当然といえば当然
いつも通りの成績で
彼の憧れの大学はいつも通りのE判定
にもかかわらず
未だ2次で逆転できる可能性があると
つぶやく息子に
えーーーまだ言うかーーー!!
と言葉にならぬ私。
そして今回は家族でなんの話もせぬまま
迎えた最後の三者面談が
先日ありました。
もし、どうしても受けると言ったら
どうしようか?
浪人はさせぬと言ってあるけれど、、、
私立も1本も受けておらず、、、
本当にマジで受かる気で
突き進むんだろうか、、、
夫とはあーでもないこうでもないと
2人していろいろ先の計画を話し合って
望んだ三者面談(実際には先生、息子、私たちの四者面談ですが)
そこでどれだけ話が難航するかと
危ぶんでいたら
なんのことはない息子は
妙に素直な好青年で
実力で狙える大学に
すんなりと変更したのでした。
正直、ホッとしたと言うのが一番ですが
同時になんだかとても
寂しくもありました。
めちゃくちゃで
絶対無理と言われても
行きたいと言い続けた息子は
本当にバカなんですけど、
どこかでこんなバカを
困ったもんだと
楽しんでた自分もいたんです。
私がこんなだから
多分こんな呑気なバカ息子に
なっちゃったんですけどね。
ここまで来たら
とことんぶつかって
跳ね返されてこい!と
ちょっとそんな気になってました。
その後のことはそれから考えようと…
でもギリギリのところで
息子はとても現実的な判断をしました。
当たり前の判断なのですけど
でも、あっ、もう無茶はしないのねと
ちょっと拍子抜けでした。
まだ18なのだから
無茶をしてもいいんだよと思う気持ちと
もう18なんだから
しっかりしてもらわねば困ると言う気持ちと
なんだかとても複雑です。
息子は思うほどバカではなく
成長しています。
でもそれが嬉しくもあり
とても寂しくもあるのです。
仮面ライダーになれるかもしれないと思ったように
憧れの大学に入れるかもしれないと思っていたのでしょうか
でもそれは無理な夢なんだと
現実をちゃんと分かってしまったことが
ちょっと寂しいなあ
夫も口には出しませんが
同じようなことを感じていたみたいです。
本当に頑張りたいと頼まれれば
親だから
お金はなくても
なんとか頑張って
浪人だってさせる気で
いたようです。
でもあまりにもすんなり
変更したので
今までの思いはなんだったのかと
これまた不機嫌になったりして、、、
えーい、
面倒じゃわい!
男ども!
まあ、まだ進路を変更しただけで
2次試験もこれからで
頑張らねば入れないので
とりあえず今日はこの辺にしておきます。
それではこんな話にお付き合いくださり
ありがとうございました。