今日1月7日は七草粥を食べます。その一年の無病息災を願って食べられる行事ですが、年末年始のご馳走やお餅の食べ過ぎに疲れた胃や腸を休めるためにも丁度良い時期のようです。
春の七草
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ春の七草といつの頃からか言葉だけは頭に入っていますが、一体どれが何の草なのかよくわかりません。調べてみると
セリ せり セリ科
ナズナ なずな(ぺんぺん草) アブラナ科
ゴギョウ ははこぐさ キク科
ハコベラ はこべ ナデシコ科
ホトケノザ こおにたびらこ キク科
スズナ 蕪 アブラナ科
スズシロ 大根 アブラナ科
七種は、前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れるそうです。以前マクロビオティックの料理教室に通っている頃先生から、その囃し歌を教えてもらいました。♪七草なくさ 唐土(トンド)の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、七草なくさ、とんとんとん、とんとんとん♪ 地方により多少の違いがあるようです。
我が家の七草
この時期お店に行けば七草セットのような形で売っていますが、田舎に引っ越し農家で働くようになっておばちゃん達に仕込まれました。野菜は買うもんじゃない!なければできるまで待って他のもので代用すべし!
そこで周りを見渡して揃えたのが、カブ、ミズナ、ダイコン、ハクサイ、ハコベラ、アブラナ、ニンジン 我が家の七草です。要は疲れた胃を休める野菜中心の粗食にすればいいんだと勝手な解釈でこの葉っぱを使ってお粥にしようと思います。
七草粥の献立
七草粥は朝に食べるのが本当なのだそうですが、平日の朝は慌ただしくてのんびり味わうゆとりもありません。うちは晩御飯として食べたいのですが、ただのお粥だけでは育ち盛りの子どもたち、絶対ブーイングです。そこで毎年中華粥にしています。
・中華粥
1.ご飯を鶏スープ(中華だしでも)でお粥にする。
2.野菜を洗う。うちは大根の葉っぱがとても好きなので大量に使います。大きいヒラヒラはとって葉っぱの軸だけ使用。太い方からしごけば簡単に取れます。大根だけでも美味しいのですが、今回は七草なので他の野菜も使いましょう。カブも葉っぱはごわつくので軸だけにします。
3.全ての野菜を熱湯でさっと茹でザルに上げて、冷めたら細かく小口切りにする
4.お粥に塩味をつけお椀によそい、ゴマ油を一筋回しかけます。上に野菜をトッピングで完成。
5.野菜を各自好きなだけ追加しながらいただきます。
野菜はお粥と一緒に煮込まないこと!野菜の歯触りがなくなります。シャキシャキが美味しいのです。
後は風呂ふき大根とキンピラでもしましょうかね。折角の胃腸に優しいお粥なのでおかずも肉なしです。みなさんこのお粥本当に美味しいですよ!
ちょっとゴマ油たらしすぎました!