フェルティングニードルって知ってますか?フェルトで人形やマスコットを作る時に使う針なのですが、これがなかなかの優れものです。ニットのほつれや穴あきの補修が簡単にできます。
フェルティングニードルってどんなの?
まずは写真を見てください。こんなのです。
一見ただのとんがった針に見えますが、これが違うのです。先に小さなギザギザがついていて、ニットや布に刺すと、周りの糸を引っ掛けてからめるのです。
ただプスプスと指しているみたいに見えるのに、どんどん糸が絡まって模様ができたり、形が変わっていく様はまるで魔法のようでとっても楽しいです。
100円ショップの手芸品について
フェルトやニードルが100円ショップでも買えるのには本当にびっくりです。昔は手芸店にもなかったのに、、、
100円ショップに行くと、こんなものまで⁈と驚くほどなんでもそろいますね。現代のよろず屋はコンビニと100円ショップですね。気軽に挑戦できるのでこれはとってもありがたいです。
ただ値段以上のものを期待しない方がいいです。手芸用品もちょっと試してみたいとか、子どもの夏休みの工作には良さそうですが、使い続けようと思うと素材や使い心地の悪さにガックリくるもしばしば。
フェルティングニードルもしかり。見た目は変わりませんが、100円ショップのものは針のすべりが悪く抜き差ししにくい!何百何千回とチクチク抜き差しを繰り返すので、やりにくいが重なるとかなりなストレスになってきます。手芸店で買ってもそう高いものではないのでそちらがオススメです。
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ニットの補修
必要なもの
・フェルティングニードル
・スポンジや発泡スチロールなどの台、今回はタワシを使いました。(動画では専用マットを使っています)
・補修に使う羊毛や毛糸。毛玉を集めたりしてもできます。
やり方
お気に入りのコートのニット部分にたくさん穴あきがあります。今回こちらを直します。
似たような色の羊毛や毛糸を用意します。ない場合は混ぜて好みの色を作ります。
下に台になるスポンジやタワシなどを必ず当ててください。フェルトニードルで何度も刺すとどんどん固まっていきます。
よく見ないとわからなくなりました。
裏からもチクチク刺します。
別の穴あき、わざと目立つ色で模様にしてみました。
10分もかからずコートが再生しました!
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