今年はビワが豊作ですね。あちこち鈴なりの木を見かけます。
昨年、一昨年と2年続けて不作でして、毎年ビワがなるのを首を長〜〜くして待っている私の首はどうなっちゃうのだろうというくらい待ちました!
そうしたらこの豊作!いっぱいとっていいよとあちらこちらから言われながらもそんなにも使えなくて、嬉し辛しの2017年6月です。
自然の恵みの5月6月、この時期は毎年とっても忙しいのです。
5月に入ると裏の崖の斜面一面に野イチゴが実をつけます。
これを集めてはジャムをつくります。
藪をかき分けかき分け、小さなトゲにキズだらけになりながら毎日バケツ片手に山籠り。
実の中にアリやらニョロっとしたのやら結構虫も入っているので、洗うのも大変。
でも買ってきたイチゴとは比べ物にならない濃厚な美味しいさを知ってしまったのでやめるわけにはいかないのです。
そうこうしているうちに梅もぎにおいでーと声がかかり、いそいそともらいにいきます。
こちらもジュースを作るので大量にいただきます。
梅干しはあまり減らなくてしばらく作らなかったのだけど、今年は少しだけジップロックで作りました。
ジップロックの梅干し作りは失敗しなくて作りやすいです。
そして梅と同時に、待ちに待ったビワ!
これはジュースと少しだけコンポートにします。
そして何より欲しいのは実より種、種、種!
種で作る杏仁豆腐は本当に美味しいので、それ用に少し冷凍して、他は洗って乾燥したら、全て焼酎漬けにします。
また来年ビワが不作だと困るのでたくさん漬けました!
これは虫刺され、ケガなど外用からお腹痛、健康促進などの内服まで、一家に一ビン重宝するお薬になります。
お砂糖を入れるとリキュールのアマレットと同じ香りがして、飲み物としてもとっても美味しいですよ。
こちらは梅とビワの酵素ジュース。
果物の1.1倍の重さの砂糖と混ぜて発酵させてジュースにします。
昨年一昨年はビワがないので梅だけで漬けました。
これも美味しいのですがビワを入れると、なんとなんと
桃の味になるんですよ♫
今年の内訳は
梅 12kg
ビワ 8kg (種は抜きました)
ジューンベリー 500g
砂糖 22kg
米麹 200g
漬物だる2つでつけます。
それがようやく発酵して、今日漉しました。
漉したらこんなになりました。ジューンベリーの色がキレイです。
今年はさらにもう一つもらいもの。
近所のおじいちゃんから杏!
いつも落ちるままにしていたようで、それに気づいて私の目がきらん!
もったいない!と言ったら届けてくれました。
杏は初めてです。
酸っぱくてかなりお砂糖入れました。
杏ジャムってずっと憧れでした。
中学生の時読んだお菓子好きの作家森村桂さんの本のなかで、毎年杏ジャムを作ると書かれていて、その美味しさを絶賛されていました。
市販品とは比べ物にならない美味しさの贅沢ジャムです。
これでこの季節のフルーツ仕事はやっと終わりです。
でももう一つ、フルーツではないのですがスーパーにらっきょうが並んでいて、買おうかどうか迷っているんです。
でももしかしたらどこかからやってくるかな、、、なんて調子のいいこと考えてもう少し様子を見ています。
田舎暮らし万歳!
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