農家でパートをしています。
服装はと言えば皆さんジャージだったりジーンズだったり綿パンだったり、普段とあまり変わらぬ動きやすい服に、頭も普通の帽子とか、せいぜい肩にひらひらの日よけのついた帽子とか、そんな格好でばりばり仕事をしています。
でもお婆ちゃんたちはもんぺの方が多くて、帽子もあり合わせの日本手ぬぐいでちょちょいと縫ったりして、いい感じにほっこりと可愛い格好です。
日本手ぬぐいの帽子が可愛かったので作り方を教えてもらいました。
◆手ぬぐい帽子の作り方
1.布を半分に折って筒に縫うのですが端を袋縫いにします。
【袋縫い】
袋縫いは、1度目のミシンを細く縫って、裏返して同じ場所を2度目ミシンをかけます。こうすることで切り端が隠れて解けてきません。
注意①
普通は裏からミシンをかけますが、袋縫いはまずは表からかけます。そして裏返してもう一度ミシンをかけます。
注意②
1度目のミシンより2度目のミシン幅をしっかり広く取ること。この時うっかり細く縫ってしまうと表の縫い目から切れ端がピロピロ出て本当に汚い!そして切ろうにもきれいに切れないのです。(経験済みです!)
2.手ぬぐいの幅の1/4を折って、1.5cm 幅でぐるりと2本ミシンをかけます。この時ゴム通し口を開けておくこと。
3.頭のてっぺんを対角線で縫い止めます。(4等分されます)
4.さらにその真ん中を縫い止めます(8等分になります)
5.ゴムを通します。
お婆ちゃんの帽子完成です!上はわざと開けてあるようです。風通し穴かな?
上を開けずに縫い絞るとこうなりました。
お好みで。
帽子をかぶってくれたのは、、、
スイカさんでした。
◆アームカバーの作り方
ついでにアームカバーも作ります。
普段「手抜き」と呼んでいますが正式な名前なのかな?
手抜きだと手を抜いたみたいなのでここではアームカバーと呼ぶことにします。
ホームセンターや100均でも売ってますが、実はちょっと短いんです。長袖の時はいいけど、夏はもっと長〜いのを売ってくれるといいんだけど、、、と皆んな言ってます。
その点日本手ぬぐいで作れば簡単だしいいのがつくれますよ。
手ぬぐいを細長く半分に折って、それを真ん中で切ります。
筒に縫って両端も3つ折りしてゴムを入れます。
超簡単!
うちは夫が現役で、子どもたちも昔剣道をやっていたので、山のように日本手ぬぐいがあります。
剣道の大会や記念行事がある度にもらうことが多いんです。
手拭きや食器拭きなどに使っても溜まる一方、すこしでも活用できるのは嬉しいです。
この帽子意外にツバがあって日よけになります。それとかぶってみるとびっくりするほど軽いです。ゴムを緩めに入れておくと髪の毛がペタンコにならないかも、、、
よかったらお試しください。
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