額縁縫いってご存知ですか?
ランチョンマットや風呂敷など、1枚布の角を綺麗に始末する縫い方です。
今回は普通の直角だけでなく、狭かったり広かったり、いろんな角度の角のキレイな額縁縫いをご紹介します。
額縁縫いの縫い方動画
額縁縫いはなぜ必要?
そもそもなぜ額縁縫いなんてするの?
普通に端を折って縫うのと何が違うの?
額縁縫いなんて初めて聞く人もいらっしゃると思うので簡単に説明しますと、
普通に布の周りを解けてこないように3つ折りにすると、角のところはすごく分厚くなってしまうんです。
3つ折りにすると布は3枚重なります。角のところは3枚重ねがさらに3回重なるので、合計9枚重ねになってしまうんです。
そうすると角がゴロゴロして美しくありませんし、布の厚みによっては針が通りません。
そんなわけで角を薄く綺麗に仕上げる縫い方に額縁縫いという方法があるのです。
初めて見ると難しく感じるかもしれませんが、理屈がわかるととても簡単ですので、何個か練習してみてください。
額縁縫いの用途
額縁縫いの用途を考えながら、実はそんなに思いつかなくて…ご紹介しながら苦笑いしてます。
ランチョンマット、風呂敷、ハンカチ、コースター、とかあげられるけど、でも普段そんなに作るものでもないですよね。ランチョンマットマットとかコースターとかリバーシブルにした方が作りやすいですし‥‥
それよりもブラウスの脇のスリットの角とか、そちらの方がよく使うかもしれません。今回、動画でご紹介している鋭角の額縁縫いも、ブラウスの鋭角のスリットを縫う時にはじめてやりました。
鈍角の額縁縫いも今回やってますが、使うことあるんでしょうか… あんまり出番はないかもしれませんね。
でもまぁ、やり方は全部一緒なんで、どんな角でも綺麗に縫えるということでひとつ覚えておいても損は無いと思います。それに今回いろいろやってみて、ピタッ!と角が綺麗に決まるのはなかなか気持ちよかったです。いつか出番があるといいなぁ〜なんて思ってます。