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栗の渋皮煮とあく汁染め

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栗の季節ですね

わが家には大きな栗の木があって、立派な栗がたくさんなってくれます。それで今年も渋皮煮作りました。

それで毎年のことなんですが、このアク抜きした液が捨てられません。しばらくバケツに保存してありましたが、今年は糸つむぎをやり始めたこともあって、羊毛フェルトを染めてみました。

栗の渋皮煮

渋皮煮って美味しいですね。大好きです。それで毎年必ず作るんですが、ところがどこかしらうまくいかないことが多くて…

 

重曹使わないで出来ないかな〜とか、アク抜きもっと少なくていいんじゃないかな〜とか、いろいろやり方を変えるから悪いんだろうと考えて、今年は基本に忠実にやってみました。それなのになんたることか、例年以上の硬さです…本当にカッチカチ!どうしてこうなるかな…とほほ

 

栗は採れたてのピカピカだし、アク抜き3回したし、急な温度変化には気をつけたし、砂糖は3回に分けて入れたし…なぜダメなのか理由がわかりません。

 

それで再生法を検索して、冷凍して解凍してみたり、圧力鍋で煮直してみたり… でも一旦固くしまった栗はだめでした。

 

かろうじて救えたのは、渋皮にちょっと傷が入ったやつで、あー傷あってよかった!と変なところで感謝です。栗の渋皮煮、どなたか詳しい方いらしたら教えてください。

渋皮のアク抜き3回目

 

 

渋皮煮のアク汁で染め物

渋皮煮は失敗作なんですが、重そうを入れたアク汁は成功失敗に関係なくたくさん取れます。それでやっぱり今年も捨てられずに染色で遊んでみました。

 

以前ざっくり織られた綿の布を染めた時は、ムラなくとっても綺麗に染まりました。渋皮のアクの強さのおかげかしっかり色が入りました。

 

今年は糸紡ぎに興味持ち始めたのもあって、羊毛フェルト染めにチャレンジです!

 

ウールは縮むので私のような素人にはハードルが高いです。ましてやフェルト!せっかくのふわふわフェルトが失敗したらカチカチになってしまいます。

さて、どうなるか…

 

先日やったベンガラ染めみたいに煮なくていいなら心配も少ないけれど、草木染めはそういうわけにはいかないだろうなぁ〜と思いつつ作業をすすめます。

 

濡らしておいた羊毛は、急激な温度変化に気をつけて20分ほど静かに煮て、そのまま冷めるまで放置

 

その後、色を止めるために媒染液につけます。今回はミョウバンを切らしてたので、クエン酸と、以前買ってみた銅と鉄媒染の3つやってみました。

媒染によってこんなに色が変わります!

左から鉄、クエン酸、銅媒染

 

軽く絞って干しました。

左端は今年ほんの少し植えた藍の生葉染め。ついでに染めてみました。次がクエン酸、次が銅媒染、一番右端が鉄媒染です。

 

色が変わるのも見られて楽しかったけど、さてさてフェルトの状態はどうでしょうか…

ま、硬くなったらなったで石鹸でこすってシートにしちゃってもいいか、最悪人形の中に詰めてもいいし…

作ったものにあまり自信はないけれど、とりあえずアク汁使えたので安堵してます。

 

捨てる前のひと工夫できた\(^_^)/

 

 

 

 

 

 

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つれづれ

捨てずに使い切る暮らしにあこがれて縫ったり貼ったり変身させたり‥いつもごそごそなにか手を動かしています。 サスティナブル、パーマカルチャー、畑、発酵、、、そんな界隈ウロウロしてます。 夫と娘、猫2匹との田舎暮らし

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