こんにちは、かやです!
少し前にのぼりをいただきました。
のぼりって知ってますか?
↓こんなやつです。
わたしの生まれは近畿地方なんですが、そちらでは鯉のぼりしかみたことありませんでした。
こんな大きなのぼりを見たのは九州に引っ越してきてからです。
多分、結構なお値段すると思うんですが、こちらでは今でもお節句の時期になるとよく見かけます。
そしてそんなのぼりなんですが、子供が大きくなるともう立てないようで、最終的にはいらなくなるんですね。
名前が入ってますから他の人に譲ることもできませんからね。
そしてそんな立派に染め抜かれたのぼりを、もう使わないからといただくことになりました!
これかなり古いもので本当に立派なんですよ。テトロンのテロンテロンの生地じゃなくてしっかりした綿に染付けしてあるから尚更シャンとしてます。
こんな生地であるものを作ろうと計画しています( ´艸`)
その前に色がね、
素晴らしいんですけどかなり派手な色合いなんで、少し落ち着かせたいと思います。
それで柿渋で染めることにしました。
◆柿渋染め
用意するもの
倍に薄めて8平方メートルほど塗れると書いてあります。
かーなーりー大きくて場所が大変!
染める前によく洗ってノリなどを落とし脱水をかけてあります。
容器に水1.5〜2倍に薄めて刷毛で塗ります。
この柿渋染めは陽に当てて乾くと一段と色が濃くなります。本当は広げておきたいのですが、風が強くて埃が舞うためぶら下げました。
今回柿渋の量が少なかったたため1回しかなりませんでしたが、本当は2回以上塗った方が色が安定して渋くなります。
オマケに柿渋を塗るとものすごく布が強くなります。
ほれ、昔の武士の内職の番傘作りで、確か柿渋を塗ってたような。防水効果があるんですね。
できれば柿渋も自分で作っておくといいですよね。
柿渋染めをすると、派手な布も漏れなくアンティーク風になるのでかなりオススメですよ!
さて、この布で何をつくったかと言いますと、、、
ジャーン!!これ!!
なんだかわかります?
竹刀袋です。
実はこれ、訳あってアメリカで開催のチャリティーオークションに出すために作りまして、結果なんと!
1本18000円!!!のお値段がつきました!バンザーイ!
写真のようにツバ入れ口をファスナーにしたり、しっかり帆布を使ったり、裏布も縁起の良いダルマ柄にしたりと、かなり頑張りましたので、高値がついたのは本当に嬉しいです。
まだのぼりはたくさん残っているので、また暇を見つけて何か作ろうと思います。
その時は作り方ご紹介しますね。
ではまた〜