今日も大分はポカポカ陽気です。
先週夜桜を見に行った時が満開だったので、もう桜は終わりなのはわかってたんですけど、あまりにも気持ちよかったので裏山に散歩に出かけました。
そこで八重桜の木を見つけたのでお花を少し頂戴して、桜の塩漬けを作ることにしました。
桜の塩漬けって知ってますか?
桜あんぱんのへそのところにのってるちょっとしょっぱいやつです。お祝いの時にはこの塩漬けした花にお湯を注ぐと、湯飲みの中でふんわりと桜が開いてとってもきれいです。
私の思い出の中では、小さい頃母が桜の花をたくさん集めてきて瓶に塩漬けしてました。その後あまり食べた記憶はないんだけれど、あのたくさんの塩漬けのお花はどうしたんだろうか?
子供の頃は無頓着で気づかなかったけれど、桜ご飯にしたりお菓子に入れたりいろいろと形を変えて食卓に並んでいたのかもしれません。歳をとって母の心配りに思い当たったりしてます。
今回少しですが母に聞いて作ってみました。完成したら母の日にでも一緒に飲んでみようかと思います。
作り方
花は八重桜を使います。花にボリュームがあってピンクも濃いです。ソメイヨシノから少し遅れて花が咲きます。今日もソメイヨシノはほとんど葉桜だったのですが、見つけた八重桜は3分咲き。もう少ししてからの方が塩漬け用のお花が取れそうでした。また行ってみよ♪
これは2日後の写真。昨日は嵐のような大風だったけど、まだ蕾が多かったせいで持ちこたえてくれてました。
6〜8分咲きの花を茎からちぎって集め、優しく水洗いします。
丁寧に水気をとります。
今回26g。
塩を2割強で6g、酢も6g 計ります。写真は1g多かったです。
重石のできる容器に塩と酢を回し入れ、優しく花となじませます。
重石をして一週間ほど待ちます。
一週間後こうなりました。桜のいい香りがしてます。
水分をキュッと手で絞って陰干しします。ずっと桜餅の匂いが部屋中にしています。再度桜の花を取りに行ったので、全部で120gの花びらです。
1日干した後、塩と一緒に瓶に詰めて保存します。
思ったより簡単でした。
飲むときはなるべく白い器がいいですね。桜の様子がよくわかります。
熱いお湯を注ぐと桜の香りがほんのり香ってお花がゆっくり開きます。優しい塩味でなんだかほんわか幸せ気分♪
八重桜を見つけたらぜひお試しくださいませ。
桜アンパンや桜のシフォンケーキなどなど、また作りましたらご紹介したいと思います。
このねじ式の漬物容器は結構便利に使ってます。重石に悩むことがありません。一つ持つならやや大き目がオススメです。夏にキュウリを漬けるときなど大きい方が絶対使い勝手がいいです。
今回のお花をつけた容器は小さい容器です。結局後からもう一つ大きいのを買いました。