・日々

GWは新緑のハイキングがおすすめ◆大分の海が一望できる初心者向の山

投稿日:


昨日の日曜日、子供たちと山に登りました。

子供たちといっても高2と中2で、もうサイズ的には大人3人と言った方が適切なんですけどね。

上の息子はちょっと前まで何回目かの反抗期で、ピリピリしてほとんど口をきかなかったんですが、最近やけに機嫌が良いです。

今回の山登りもこの息子がきっかけ。少し前から山登りしたいなぁと言っていたので、どこか登る?とさそったら二つ返事でYES!と返ってきました。

とは言うものの私も山登り、否々、山歩きの経験はなし。そんな親子3人で晴天のGWの1日、山に登ってきました。

 

初心者が登れる山は?

急に思い立って大急ぎで山を調べました。大分なら阿蘇も九重もあって山には事欠かないのですが、なんせ素人3人組、案内もなしの私たちにはちとハードルが高い。

 

ツアーに参加なら体力さえなんとかなれば少しくらい高い山でもいけるかなと思うのですが、初登山の私が初登山の子どもらを連れて行くので、誘ってはみたものの内心はかなり不安。

 

それでそんなに遠くなくて、安全で、でも整備されすぎてなくて、頂上は見晴らしが良くて、初登山をよかったな〜と思えて、また登りたいなぁ〜と思えるような、そんな山はないかいな〜と探しました。

 

そうやって探して決めたのが元越山というお山、標高595.1mです。片道1時間半ほどで登れるらしく、初日の出を見るのにいいと書いてありました。

 

おお正月の早朝に登れるくらいなら大したこともあるまい。おまけにそんな低い山のくせになんと「九州百名山」に選ばれているじゃないか!

 

これはいいぞー、なんかやる気が出てきた!

それで次の日は朝からおにぎりを作り、何がいる?何着てく?靴はどれ?とバタバタしながら出発しました。

 

九州百名山、元越山について

元越山データ
○ 標 高: 581.5m
○ 所在地: 佐伯市木立・佐伯市米水津
○ 登山道: 約90分
○ 駐車場: 有り(マイクロバス可、登山口)
○ トイレ: 有り(登山口に簡易トイレを設置)
○ 主な掲載誌: 展望の良い山全国選抜12(山と渓谷社)、九州百名山(山と渓谷社) 
「九州百名山」に選定されている元越山。明治の文豪 国木田独歩も元越山をこよなく愛し、下宿先の部屋の窓から眺めていたと云われています。独歩は佐伯に滞在していた間に元越山に 2度登り、『元越山に登る記』にその眺望のすばらしさを記しました。
頂上からの眺めは、遠く四国の山々・豊後水道・鶴御崎半島から由布・祖母・傾・久住・阿蘇まで、360度の眺望を楽しめます。「展望の良い山全国選抜12(山と渓谷社刊)」にも選抜されたことからも、その眺望の良さがわかります。

http://www.yappa-saiki.sakura.ne.jp より

 

元越山に登る

登山口は山側と海側の2箇所あって、私たちは山側の木立登山口から登りました。

 

登山口に竹で作られた杖が用意されていました。迷った末手に取ったのですが、これが大正解!杖がなかったらさぞきつかったろうなー

 

杉の木で良い感じに日が遮られ、暑い日でも助かりました。

 

 

軽く見ていたらかなりハード。低山とはいえやっぱり山登り。

 

元気なのは、中2の娘(美術部)、高2の息子(音楽部)、私の順。農家でアルバイトの私が一番体使ってると思うんだけど、やっぱり年には勝てず。杖にすがってヘロヘロです。

 

時々息子が立ち止まって待っててくれるのが、うれしいやら、情けないやら。

 

あぁ、あと100m。

 

ずっと高い杉に囲まれた薄暗い道を歩いてきて、山頂まで100mを切ると視界がひらけてきました。

ピンクのつつじがきれい。

 

、、、、、

ぅわー!海が見える!

あっちもこっちも、3方向 海!

国木田独歩さんが愛したのも納得。

 

本当に美しくていつまでも見ていたいのだけど、残念ながら頂上にはまったく日を遮る場所がなし。暑くて暑くてお昼をとるのを断念。

しばらく降りたところに屋根のある木のテーブルとベンチがあって、そこでお昼を食べました。

おにぎりが美味しい。

 

帰りに改めて見ると、結構急な坂です。

 

はー、無事 降りてきました。

お昼をのんびりしたので、登ってから下りるまで約4時間かかりました。4時間の間に会ったのは道中男性1人と女性の2人連れの計3名だけ。頂上の絶景は私たち家族の独り占め。

 

こんな素敵な山に、それも新緑が最高に美しい4月29日の日曜日にですよ。

田舎って贅沢ですよね。これが東京なら列に連なって歩いてますよ。

 

 

帰りは温泉、やよいの湯

汗をかくだろうと帰りは温泉に寄る予定できました。

大分はご存知の通り天下の別府を擁するおんせん県です。でも佐伯で温泉ってあまり聞かないので、そんなに期待してなかったんです。

道の駅やよいに併設される「やよいの湯」にいったんですが、これが予想に反して、露天の新緑が美しく温度もぬるめで、いつまででも入っていたい素敵な温泉でした。

 

そしてこちらも本当にガラガラ。私が出た後誰もいなかったのでおもわず写真撮っちゃいました。

 

男湯と女湯は1日交代で、息子の入った方は話に聞くと全然違った様子。体の浮く死海の湯があったそうで、これまた面白そうです。

 

サウナ付きでこの露天があって500円。こちらでは500円だと高いねーってよく聞くけど、私はこれだけ満足できたら高くないと思うんだけど、、、もちろん安いに越したことはないですけどね。

 

それにしてもやっぱり田舎はすごい。

この温泉がガラガラなんですよ!

私、関東から引っ越してきたし東京にもいたし、それでずっと温泉好きだったので、あちらを思うとやっぱりびっくりです。

 

別にここでなくてもいいけれど、大分で山登りはいかがですか?そして帰りはぜひ温泉をどうぞ。

 

 

アフィリエイト広告を利用しています

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

つれづれ

捨てずに使い切る暮らしにあこがれて縫ったり貼ったり変身させたり‥いつもごそごそなにか手を動かしています。 サスティナブル、パーマカルチャー、畑、発酵、、、そんな界隈ウロウロしてます。 夫と娘、猫2匹との田舎暮らし

-・日々
-

Copyright© つれづれリメイク日和 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.