こんにちは、かやです♪
ウォルドルフ人形のタイツを作ったので、ついでに靴も作りました。
一般的なウォルドルフ人形の足って、筒に縫ってから後で曲げるので、どうしても斜めになります。
そこが又ちょこんとなんともいえず可愛らしいところでもあるのですけど、靴を履かせるのはなかなか難しいといつも思っています。
今回はニットで簡単に足にぴったりフィットする靴を作ります。
◆簡単に作れることにこだわってます
型紙をとったり、毛糸で編んだりいろんな靴の作り方があると思いますが、今回はできるだけ簡単に型紙なしで作れる方法を考えています。
ここしばらくウォルドルフ人形の作り方をご紹介してきました。その間ずっと思っていたのは、本がなくても私の説明と動画があればなんとかとりあえずお人形が完成できるくらいにできればいいなぁということ。
本やキットを使うのはもちろんいいですし、私も説明がわかりやすいようにキットを使いましたけど、
いちばんの理想は特別なものを揃えるのではなくて、あるもので素朴に可愛く作れるっていうことです。
肌のニットはベージュの肌着のお古とか、おじいちゃんのラクダの肌着とか。
中に詰める羊毛もセーターを編んだ残り毛糸とか、破れたセーターを切って入れたり、、、
そういった素材はいいけれど着られなくなった思い出の洋服を貯めておいて、工夫しながら作るというのにとっても魅力を感じます。
お人形作りの楽しさに目覚めていくつも作りたい方はもちろん本を買えば一番いいですけど、とりあえず作ってみたい!や、苦手だけどなんとか1つは我が子のために作りたい!というお母さんに、本や特別な道具を買わずにもう少し気楽に作って欲しいと思っています。
前回のタイツに引き続き今回の靴もとっても簡単です。
◆ウォルドルフ人形の靴の作り方説明
足をくるりと包める幅に布を切り写真⬇︎のようにくの字に縫います。長さは半分に折って履かせてまだ底がゆったり余るくらいです。
もう靴の形になってるでしょ♪
これを履かせて底を左右から合わせて真ん中(赤い線)を縫います。前後は少し開けておき後で足に沿わせて折り込みます。
適当な大きさにフェルトで靴底を作り、足の裏に当ててマチ針で留めてから周りをまつります。
この時足まで一緒に縫わないように注意してくださいね。
履かせるとこんな感じです。このままでも脱げないのですが、可愛いのでバンドをつけます。
今回は糸を編んでバンドにします。
適当な長さの鎖編みを作り、一段か二段細編みをします。それを靴の両脇にぬいつけました。
可愛くて脱げない靴の出来上がり!
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