毎年バレンタインには、職場でお世話になっている皆さんにオレンジピールチョコを贈ります。今年もそんな季節がやってきました。
無農薬みかんのオレンジピール
仕事仲間にみかん山を持つおばさんがいます。今は商売としては育てていなくて何もせずに何年も薬もかけていないそうなのですが、本当にみずみずしくて美味しいみかんです。みかんって放ったらかしで手をかけずともこんなに美味しくできるんでしょうかね。
いつもたくさんいただくので、まずはそのまま食べて、余った皮でオレンジピールを作ります。
以前柚子ピールの作り方を書いたので今日はちょっとだけ違うやり方で。
材料
八朔の皮 7個(450g)
砂糖 300g
1.みかんの皮をむく。
2.1cmくらいの幅に切る。
3.たっぷりの水に入れて沸騰したら茹でこぼす
4.3の茹でこぼしを後2回くりかえす。この時出たお湯はとても良い香りがするのでお風呂に貯めています。
5.水を切った八朔の皮と砂糖を入れ馴染ませたら火にかけ、時々上下を変えながら煮詰める。
6.水分がなくなったら皮を取り出し網などに並べて乾かす。
* 今回はチョコがけをするのでまわりにグラニュー糖をつけませんでしたがつけてもいいです。
チョコレートがけ
オレンジピールには苦いチョコが合う気がして、いつもブラックチョコを使います。
材料
ブラックチョコ 50gを7枚
1.全体量の2/3ほどのチョコを鍋に割り入れ湯煎ににかけます。40度位になったら火を止め残りのチョコを割り入れます。
2.しばらく待っているとチョコが溶けるので混ぜて下さい。とろりとコーティングしやすそうならそのままでOKです。今回は温度を上げすぎてチョットざらついてしまいました。
* 温度が高すぎると結晶化してザラザラになってしまいます。そんな時は氷水のボールにつけて30度以下まで温度を下げてもう一度ゆっくり慎重に32度まで温度をあげます。32度がテンパリング(チョコの再凝固)にはちょうど良い温度です。
3.オレンジピールの端をもってチョコをつけ、つきすぎたら少ししごいてから網に並べて乾かします。
テンパリングの温度調節
チョコの温度管理はちょっと難しそうですが、やってみたら意外に簡単です。急がずゆっくりすれば大丈夫。
ポイント
・湯煎でゆっくり温度を上げる
・ざらついたら氷水で冷やす
・湯煎と氷水を行き来しながらトロリを保つ
・ざらついたら冷やせば何度でもやり直しできる
ピールのほろ苦さとチョコの甘さがとっても合って大人のチョコレートです。といいながらうちの子どもも大好きで、ちょっとグミみたいと言いながらピールをつまんでいます。
お試しくださいな。
オレンジの皮などを干す時、うちは梅干し用の網付きザルを愛用しています。他にも切り干し大根を干したりしいたけを干したりと本当に重宝しています。一つあると便利ですよ。
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収納は壁の高いところにクギを一本打って引っ掛けて下げています。
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