こんにちは、かやです。
今日は手縫いの一番基本になる縫い方3つ、
なみ縫い、本返し縫い、半返し縫いのやり方を説明します。
なみ縫い/本返し縫い/半返し縫い動画
動画でもどうぞ (2:29)
- なみ縫い(0:04)
- 本返し縫い(0:57)
- 半返し縫い(1:47)
なみ縫い/本返し縫い/半返し縫いの使い分け
なみ縫い < 半返し縫い < 本返し縫い
の順で丈夫になります。
「本返し縫い」はかなり丈夫に仕上がるので、ミシンの代用としても使えます。バッグなど力のかかるものや、よく洗濯するもの、分厚い布を合わせる時などに使うと安心です。
「半返し縫い」は本返し縫いほど強くはなく、なみ縫いよりは丈夫です。ニットなどの伸縮性のある布や柔らかい布に向いています。
「なみ縫い」はそれ以外の広くいろんな場面で使われます。弱そうに思われますが所々返し縫いを入れると、これもかなりしっかりとした縫い目になります。
なみ縫い
表裏、同じ針目で等間隔にまっすぐに縫います。
針を引き抜くと布がつるので
指でしっかりしごきます。
縫うところに線を引いておくときれいに縫えます。
長い距離を縫うときは途中ところどころ返し縫いを入れると安心です。なみ縫いだけだと糸が切れるとそこからどんどん解けますが、返し縫いがあるとそこで止まります。
本返し縫い
ひと目後ろに戻って針を入れ
ふた目進んで針を出します(今出ている糸からひと目先)
表はミシン目のようになります
裏は二重に重なった縫い目
半返し縫い
糸の出ているところから
半目後ろに戻って針をいれ
ひと目半先に針を出します(今出ている糸からひと目先)
表はなみ縫いと同じです
裏は半分糸が重なっています
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