こんにちは♪
ずいぶん暖かくなってきましたね。
冬物のセーターなどぼちぼち片付けようかと思っています。
さて、皆さんは古くなったり小さくなったりして、もう着ないセーターはどうしていますか?
私はもったいないばあさんですのでもちろんすぐには捨てません。
今日はめちゃくちゃ簡単な活用法のご紹介です。
ウールセーターのリメイク
解いて編み直し
私が小さい頃(つまり大昔です!)は、普通はセーターが小さくなったら解いて糸に戻して編み直すのが基本でした。
編んであった糸はチリチリになっているので、やかんを通して蒸気で蒸して真っ直ぐにします!知恵ですね〜
足りなければ配色を考えながら他の糸をうまく足して、、、
今更に昔の人は頭を使って、器用に無駄を出さずにうまく利用していたなぁと思います。
縮めてフェルト化
最近はそこまですることはあまりなくなりましたね。フリースとか安くてもそこそこの服が買えるようになったし、何よりみんな忙しくてそんなのんびり編み直しなんてしてられなくなったのかもしれません。
私も実際編み物はあまり得意ではないし、ましてや編み直しはしたことがありません。そこでだいたいいつも、洗濯機でガンガン洗って繊維を絡めて縮めてフェルトにしてしまいます。
そうすると分厚いウール生地になって、おまけにハサミで切ってそのまま使えるのでとっても便利です。
フェルト化しなくてもニット生地として使えますが、解けて扱いにくいのでフェルト化がオススメです。
ネックウォーマー、レッグウォーマー、その他バッグや小物などなんでも作れます。
フェルト生地にするために古着屋でわざわざウールのセーターを探したりして、カシミヤの穴あきなんて見つけたらもう狂喜乱舞♪
極上の柔らかフェルトになってなんでも作れますよ。このお人形のカーディガンとタイツはカシミヤフェルトです。
詰め物に
ウールということは羊毛です。
ですので私は人形やぬいぐるみを作るときに中綿の代わりにしています。表面に出ると凸凹になるので芯の部分に使います。その他クッションや座布団の中身などにも。
こんな風にウールのセーターは使い道がいっぱい!捨てないで活用してくださいね♪
アクリルセーターのリメイク
問題なのはこちら、アクリルセーター。
なるべく選ばないようにしているんですが、いただいたり柄がすごく気に入ったりたまにわが家にやってきます。
ウールに比べて毛玉になりやすくてあまり長持ちしないし、かといってフェルト化はできないし、、、
そのまま裏布をつけて使っても良いんですが、今ひとつ使いにくい素材です。それで結局一番よい利用法は、、、
私はアクリルたわしとモップで使いきります!
●アクリルたわしについて
アクリルたわしはご存知ですね。 不思議や不思議、油汚れが洗剤なしで落ちます。
アクリル繊維は親油性が高くて油をよく吸着し、また細く弾力のある繊維が食器の汚れをよくかきとってくれます。
あまりにもベタベタギトギトは無理ですが(これはどんなスポンジでもムリ)、普通の油汚れなら洗剤なし水だけでスッキリおとしてくれます。
その他にも乾いたまま曇ったグラス、窓、鏡、金属金具などを磨くのにも使えます。 |
石けんや重曹のお掃除以上に環境もふところも痛まない究極のエコ掃除です。
アクリルたわしの作り方
切りっぱなしだと薄すぎてちょっと頼りないで。
袖を20cmほどに切って両端を中に入れ込んだくらいが一般のスポンジサイズで使いやすいですよ。だいたい10×15cmくらい。
セーターにもよりますが厚さは4枚重ね、
それを糸でザクザクと簡単に縫いました。
体のところを使うなら 20×30cmくらいに切って4つに折りたたんで縫います。切り端は気にしなくて大丈夫ですよ。
とっても洗いやすいです。
わざわざ100円ショップで買ったり、編んだりしなくてもこんな方法もありますよ。
その他
フリースを処分する時モップにするんですが、こちらのアクリルセーターも良くゴミを吸いつけてくれます。
もっとステキな活用法があれば良いんですけど、あまりにリメイクばかりしているとそれはそれで物がなくならないので、こんな処分の仕方も仕方ないかなぁと思っています。
それでは衣替えの季節、アクリルセーターを捨てる前にお試しください。