風邪や花粉予防にマスクは欠かせないですね。でも最近は売り切れ続出で、マスクがなかなか手に入りません。
使い捨てマスクが高値で売られたり、市販のお高めの布マスクなんかもよく売れて品薄になっています。
でもマスクは簡単に作れます!おまけに布を選べば自分好みの素材や柄の快適なマスクがすぐ作れます。
今回は肌に優しいシルクのマスクの作り方を中心に、その他のマスクの作り方もご案内します
マスクの作り方いろいろ
こちらでは、縫わないものから立体やTシャツを活用したものまで、7種類のマスクの作り方を動画でご紹介しています。
きっとお気に入りのマスクが見つかると思いますのでぜひご覧ください。
シルクマスクのつけ心地
使い捨てマスクの不織布という素材はあまり気持ちのいいものではないですね。
痒くなったり、蒸れたり、臭いがこもったり。
それでなんとかもう少し快適にならないかと、シルクの裏布の立体マスクを作ってみました!なんとゴージャス!
シルクの立体マスクの作り方
マスクの型紙とか売ってもいますが、私はうちにある使い捨てマスクを型紙にしました。
口に当ててみて顔に合うように大きくしたりカーブを変えたりより使いやすいようにしてみてくださいね。
使い捨てマスクの形を写します。
縫いやすいように、また顔に合わせて修正を加えます。
縫い代は写真の通り
布を2枚重ねて型紙を写して切り抜きます。
こちらは絹の反物!ネットオークションで購入しました。
柄が気にならなければお安くて気楽に使えていいですよ♪
こちらは滑るのてずれないように気をつけて切ります。
青い線を縫います。
縫ったところがきれいに表返るように、縫い代に細かく切り込みをいれます。この時絶対ミシン目まで切らないようにしてくださいね。縫い代1cmなので0.8cmくらいでとめてください。
裏地も同じように切り込み。
縫い代を開いてアイロンで押さえます。
2枚の布を中表に重ねてマチ針を打ち、青い線のところを縫います。
縫い代にまた切り込みをいれます。
表返す前に縫い線の1mm内側をアイロンで折っておくと裏返した後でやりやすいです。
この写真の向きでもいいですが、どちらかといえば表になる方を上にして絹を被せるように折り曲げた方がきれいにできます。逆向きに折ってしまいました。
表返してもう一度アイロンをかけたら、縁にステッチをかけます。
左右の端を三つ折りして縫います。
ゴムを通したら完成です。書くと長いですが、作業は簡単♪
紺色は息子用にかなり大きくしました。
ただ花粉をどこまで防げるかはわかりません。見た目絹はかなり目が細かいので不織布よりよほど防げそうな気はしますけどね。
鼻にワイヤーを入れるとかなり顔にフィットすると思います。↓こちらの4mmが良さそうです。
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ゴムはマスク用のものをどうぞ
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試しにこちらのプリーツタイプも作ってみました。使い心地はあまり変わりませんが、見た目は先にご紹介した立体裁断の方がすっきりします。
このマスクの作り方はこちらからどうぞ
絹の力
さて、シルクのマスクを使ってみた感想はと言いますと、
それはそれは快適です!
軽くてとても優しいつけ心地。肌がカサカサせず反対にベタベタもしません。耳のゴムさえ痛くないようにつければずっとつけていられます。
なんと嫌な臭いもありません。
本当にオススメのマスクです。
最後に絹について、少しその良さを書いておこうと思います。絹が体に良いというのは良く知られています。
私が一番身近に知っているのは靴下の重ねばき!
肌に接する一番下にシルク、次に綿、次にシルク、次に綿かウール、というように天然素材のものを絹と交互に重ねることで、毒を吸い出し、さらに保温効果があると言われています。
私はあまり真面目じゃなくて履いたり履かなかったりなので劇的な効果は感じられないのですが、確かに温かいです。
そしてこれを履くようになって冷え性が治った、生理痛が治ったなど体の変化を感じる方の話もよく聞きます。
そして憧れのシルクパンティも私の愛用品の1つ。ふんどしパンツを手作りして履いていますが、ガーゼ素材とシルク素材両方使っています。
こちらの感想はとにかく軽い軽い!履いてないようです♪
物質的に解放されることで心ものびのび軽やか〜になれます。
他にもシルクのタンパク質は人間の皮膚の組織ととても近い成分でできているので、他の素材に比べて肌になじみます。
摩擦を起こさず潤いもあるので、それが肌に良いと言われる所以でしょう。
などなど改めてシルクの良さを見直した出来事でした。