先日はたきを作りました。そうして使い始めたらなんだか楽しくなってきて、ここしばらくは昔ながらのおそうじの仕方で暮らしています。すっきりと気持ちよくて、おまけに掃除機をだす機会がぐーんと減りました。そして最近お米のとぎ汁を使っておうちもお顔もきれいを目指してます。
昔のそうじ
昔といっても私にとってはついこの間のことでそんなに昔のような気はしないんですけども、私が子供の頃だから40年ほど前になります。ふふふ、数字的には十分昔ですね。
うちでは明治生まれの祖父と大正生まれの祖母が一緒に暮らしていて、マスオさんではないけれどまるでサザエさんのような家族でした。当時のほとんどの家があんな感じだったと思います。だからサザエさんってどこか懐かしくてほのぼのしてて、特別面白いわけでもないんだけどそれがまた普通らしくてこんなに続いているんでしょうね。
うちでは祖母ではなくて祖父がよくそうじをしていました。朝飲んだ茶殻を畳にバラバラと撒き散らし、それをほうきではいていました。当時も電気掃除機はあって母はいつもそちらでしたけど、そういえば祖父が使っているのを見たことないです。
はたきにほうき
昔の母や祖父を思い出して、最近そうじをしています。
窓を開けて、まずはたき。
次に掃き掃除、うちは緑茶を飲まないので茶殻が出ません。新聞紙を濡らして細かくちぎります。
なるべく新聞紙を集めないであっちこっち広げ回しながらほこりを吸わせてはきます。
猫がいるのでたくさん毛が付きます。
ほこりを吸った新聞紙をちり取で集めたらずいぶんすっきりします。
拭き掃除に米のとぎ汁
今度は拭き掃除、ここで最近のひと工夫。ご飯を研ぐ時のとぎ汁を拭きそうじに使います。
とぎ汁の取り方
・水を先に入れておきそこに米を一息に入れ、軽く手で混ぜてすぐ水を流します。ここでもたもたしてると乾燥したお米が汚れた水を吸ってしまうので手早く。
・次に水を入れずにジャッジャッとコメをつかむような手で10回ほど混ぜ洗い、少し水を足してこの2回目の水を容器に入れて取っておきます。ここも手早く。
・後は3回ほど同様に繰り返し水を取り替えます。透明にならなくてもうっすら白く濁るくらいでOK。
最近の精米技術は進んでいるのでゴシゴシ研ぐほど汚れていません。お米が割れるのでやさしくかき混ぜるくらいで良いそうです。 |
このとぎ汁を雑巾にかけて絞ります。
床拭きにうちはモップを使っています。ここんところは昔のそうじと違って便利なものを使わせてもらっています。手で拭くより数段楽でなんだかそうじが楽しくなります。
こちら⬇︎が評判が良くて、次こわれたらこれにしようと思っています。
うちのは周りの4つののピンチで布をはさみます。かなり力があってずれません。でも端までピンチご来ていないので拭きだすとすぐにめくれてしまいます。それで大きめのぞうきんを巻き込むようにとめています。この写真はつけている途中。
モップを持つと猫がお尻を振りながら飛びかかってきます。
美容にも米のとぎ汁
昔からぬか袋で床や木製部を磨くとツヤが出ていいと言いますよね。うちは食べる度に精米するので毎日ぬかが出ます。これを使ってもいいんですが、とぎ汁の方がそのまま使えて楽です。ぬかはもっぱら台所洗剤がわりとあとは畑の肥料になってます。
なぜ今頃急にとぎ汁を使うようになったかというと、お掃除ではなくて美容の本を見たからです。
図書館でふと手に取った高須先生の本。
こちらにとぎ汁の洗顔について書かれていました。他にも呼吸法とか瞑想とか、美容外科の大家とは思えない内容でびっくりするとともにちょっと親近感が湧きました。
うろ覚えですが、確か油で化粧を落とした後、とぎ汁で顔を洗い、その後水洗いだった気がします。
私は朝はとぎ汁と最後に1回水すすぎ、夜はココナッツオイルと酵素ジュースのドロドロを混ぜたものでマッサージしてからとぎ汁で洗顔と水すすぎというのをここしばらくやってます。
えへへ、本当にお金かかってません。
それにしてもとぎ汁いいですよ。まだ見た目の変化はないですが、手にとって2、3回顔をなでるだけでとろりスベスベになりますもん。
ただおいておけません。一晩置くともう変な臭いがします。だから米を研いだら洗う。研がない時はただの水だけ洗顔。
こうやってはたきで落としたほこりを新聞紙が集めてきれいにしてくれて、その後を捨てるとぎ汁でピカビカに磨いて、顔まできれいになって、、、
なんてうまく回ってるんでしょう。こういう流れが見えるととっても嬉しいんです。ジグソーのピースがパチンと一列つながったようなそんな感じです。これで本当に顔もきれいになっていったら真底嬉しいんですけどね。信じぬ者は救われないので信じてしばらく続けてみます。
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