子ども用の学習机って大きな本棚やらいろいろ付いていますよね。あれ初めはいいんですがだんだん邪魔になってきます。
うちは数年前に学習机をいただいて喜んで使っていたんですが、今年高校生になった息子はシンプルな部屋に模様替えして、机も本体以外はいらないと言って本棚もワゴンも部屋から出してしまいました。
捨てようと思ったんですが、
ちょっと待てよ、これ使える!
ということでリメイクしてみました。
以前から台所のコンロ横の調味料棚を替えたかったんです。
今の新しいおうちはちゃんと調味料用の引き出しとかついてますよね。でもうちは古い昭和のお家、そんな優れものはありません。そこでステンレスパイプの棚に調味料を置いていました。
こんな感じです。
見た目もごちゃつきますし、コンロのすぐ隣なので油が飛びすぐにベタベタになります。これをなんとかしたくてずっとこのステンレス棚を替えたかったんです。
木で作ろうと思ってはいたのですがちょっと気が重くて、ずっとそのままになってました。
そこへ出てきた息子のワゴン。これ使えるかも、、、とサイズをあたってみたらぴったりです。やったー!
思い立ったが吉日!簡単に走り書きみたいなメモを作って買い出しに出かけました。廃物利用なのでなるべくお金をかけないで作ります。
学習机ワゴンリメイク調味料棚の作り方
材料
学習机のワゴン |
用具
ジグソー |
こちらが息子の使わなくなったぼろぼろのワゴン、上が破れているのは鍵をなくしてしまって切り取って開けたそうです。何をやっているんだか。
1.まずは天板を外します。これは私の力では厳しいので夫に手伝ってもらいました。のみを打ち込み少しずつ天板をあげていきます。ボンドと木ダボでしっかりくっついているのでなかなか大変です。
外れました。
2.木に寸法をあたります。
3.ジグソーで切ります。
ジグソーがあると本当に助かります。女性にも扱いやすくどんな形も切れますし、仕事がぐんとはかどります。
直線は木を定規かわりに当てて沿わせます。
カーブはゆっくり
リョービ ジグソー J-6500V (100V/木材切断能力65mm) [リョービ 619200A 電動ノコギリ][r10][s1-120]
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4.サンドペーパーで磨きます。
サンドペーパーは数字が小さいほうが目が粗く、大きくなるほど目が細かくなります。
木工なら100番から200番あたりの2,3種類を使って徐々に細かくしていきます。
木っ端に巻き付けて削るとやりやすいです。
5.材料の準備ができたら組み立てます。
ワゴンの天板のあったところに板を継ぎ足して高くします。木ダボとボンドでつなぎます。
木ダボの穴を開けるんですが、位置を合わせるのが結構難しい、、、
木工用ボンドを付けてはめこみます。
後ろの板をねじくぎでとめます。
6.ふたを付けていきます。
まず奥の板を釘でとめつけます。
手前の板は塗装をしてから蝶番でつけます。
7.塗装します。
いつもは木目の透ける木部保護塗料を使うのですが、今回は油まわりに使うので耐久性のよさそうなこちらを選んでみました。
臭いはほとんどなく乾燥も1時間(夏)ということでとっても使いやすかったです。きれいにむらなく塗れますが木目は出ません。
ハピオセレクト 水性つやあり 0.8L (水性シリコン多用途塗料/カンペハピオ/ペンキ/塗料)
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8.蝶番を付けます。そのままつけると蝶番の厚み分隙間が空くので薄く削ります。本当は塗装前にけずります。
ぴったりはめ込みねじくぎでとめれば完成です。。
ひきだしを入れるとこうなります。
調味料をいれかえました。だいぶすっきりしました。
ふたを開けると油、しょうゆ、塩など一番よく使う調味料が並んでいます。ふたのおかげで油飛びを防げます。
引き出しも結構入ります。浅い方はスパイスや小さいビンの入る高さ。
深い方ははちみつや大きいビンが入ります。
さすが学習机のワゴン、しっかりしていて動きもスムーズです。
ほとんど思い通りの調味料棚になりました。
材料費は2000円でお釣りがきました。
廃物利用でめでたしめでたし。
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