ジーンズをリメイクする時、裾の方は平らな布として使いやすいのですが、腰回りはポケットやら金具やらいろいろついていてなかなか使いづらい。でもだからこそジーンズらしい部分でもあって、ここを上手くリメイク出来ないかなぁと常々思っています。今日はそんな中でできたバッグをご紹介します。
今回腰回りをそのまま使い、でも ”ジーンズまんま” な感じは嫌で、リメイクしたのはわかるけどなんだか大人可愛い♡ そんなバッグにならないかな、、、といろいろ考えていたんですが、刺繍をしたらなんだかいい感じになりそうです。
それもフェルト刺繍。普通の糸で埋める刺繍は面積が大きいとなかなか大変なものがありますが、フェルティングニードルを使ったフェルト刺繍なら、ちくちくちくちく絵を描くように針を刺せば、簡単に模様を描くことができます。
それに迷いながら試しにデニムに針を刺してみたら、おおー!フェルティングニードルは偉大です。デニムにもちゃんと付くんです。デニムのハードさとフェルト刺繍の柔らかさがいい感じに引き立て合います。
あっ、でも洗濯機でガラガラ洗うのはやめた方がいいですね。まっ取れたらまたちくちくしてもいいですけどね。
材料
履き古したジーンズ
裏布
刺繍糸
フェルト
作り方
1.ジーンズの腰の部分を用意します。裏布を同じ形に切って筒に縫います。底布も2枚切っておきます。
2.ジーンズと重ねて端を折ってまつり縫いします。
3.底の脇になる部分を裏布と2枚合わせてぐし縫いします。
4.ギャザーを寄せてまるみをつけ、底布をかぶせて端を折ってまつり縫いします。この時ボールなどにかぶせてぬうとやりやすいです。
5.裏側も同じように底布を縫い付けます。
6.手を2本ぬって、真ん中を半分に折り手で縫い止めます。
7.手を縫い付けます。
8.バッグに刺繍をします。好きな模様を水で消えるペンで描きます。
9.バックステッチで刺繍します。
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この時デニム生地だけすくい裏布を縫わないように注意してください。離れたところから針を入れて長めに糸を残し玉止めをせずにバックステッチをします。
10.フェルト刺繍します。
裏側にタワシやスポンジをあてて、フェルティングニードルでちくちく刺します。デニムに馴染むよう固めに何回も刺してください。
裏布も一緒に刺されてくっついているので、ひと模様刺したら裏布をそっと引っ張って剥がしてください。
完成です。
縫う前に刺繍したり、手を縫い付けたりしたらもっとやりやすく綺麗にできると思います。私は雰囲気を見ながらその時々で手を加えていきたいので、どうしてもこんな感じで出来上がってから刺繍になっちゃいます。
楽しみながら作って見てくださいね〜
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